ロータリーハウス丸亀オフィスのコーディネーター3人娘による、「想像以上に想像通り」の家づくり。しつこい営業がない代わりに、待っているのは「丁寧な確認」と「質問攻め」!?

ロータリーハウス丸亀 コーディネーター

丸亀市金倉町にある、ロータリハウス丸亀オフィスの密着取材シリーズ第3弾は、コーディネーターの3人です!
これまでまるつーでは、ロータリーハウスの特徴として「建築士との打ち合わせ」「3Dパースを使った確認の家づくり」「ワンチームで暮らしを見つめる30年無償定期点検」「おもしろ広報」などを取り上げてきました。

そのあたりの流れを知りたい方はこちらから↓↓↓
ロータリーハウス 丸亀オフィス「ロータリーハウス 丸亀オフィス」が新規オープンしたので見に行ってきた! その特徴は・・・打ち合わせ? あの建築オタクたちは今?ロータリーハウス丸亀オフィスへ「確認」しに行ってみた! ロータリーハウス丸亀 広報広報さんって何のために働いて何を食べて生きてるの? ロータリーハウス丸亀オフィスで密着してきた!

さて、毎回ちょっとずつ話題には上るものの、サラッと流されてきた存在に皆さんお気づきでしょうか?それは「コーディネーター」の皆さん。
コーディネート自体が日常に溶け込んでいる単語なので、何となく「部屋に合う壁紙とかカーテンとかを提案してくれそうな人」というイメージは湧きますが、どこかターミネーター的な響きもありなかなか侮れません。

以前の取材で、ロータリーハウスの代名詞とも言える「回数を重ねる懇切丁寧な打ち合わせ」において、営業、建築士の次に登場するという話は何となく聞いていますが、実際にどのタイミングで現れ、何を打ち合わせるのでしょうか。
この、謎めいていないようで謎めいているコーディネーターさんたちに、今回はスポットを当ててみましょう。

コーディネーターさんたちとの打ち合わせ風取材

丸亀市金倉町 ロータリーハウス丸亀 コーディネーター

という訳で、ロータリーハウス丸亀オフィスのコーディネーターさん3人と、全員まとめて打ち合わせ(と言う名の取材)をすることに。御三方のご登場です!

丸亀市金倉町 ロータリーハウス丸亀オフィス 取材風景

入社9年目になる一番先輩の宮田さん(左)は、5年前に1度取材しているのでお久しぶりの登場です。というか、広報回にもちょこっと登場していますので、何気に最多出場かもしれません(笑)
今シリーズ初登場となるのが中村さん(中央)と竹田さん(右)のおふたり。
ロータリーハウスのスタッフ採用基準が何となく分かってきたまるつー取材班、この初顔合わせのおふたりも個性的であることは容易に想像がつきます。そんな御三方から、いったいどんなお話を伺えるのでしょうか。

意外と多彩なコーディネーターのお仕事

まず、最年少ながら最もロータリハウス歴の長い宮田さんに、コーディネーターの仕事とは何かをお伺いしました。

快適な居住空間をつくる、重要な役割

ロータリーハウス丸亀 コーディネーター

コーディネーターの仕事を簡単に言うと、内装や設備に関するデザイン・提案になります。
建築士のサポートから始まり、床やクロス、扉などの内装全体の提案、キッチンや浴槽などの水回り設備、電気関係全般を担当します。
ちなみに、電気関係とは配線図を書いて、コンセントやスイッチ類の位置を決めたり照明を適切に配置すること。
これらはお客様の居住空間を整える重要な仕事で、少しの違いで住まいの印象がガラッと変わるので、お客様の声を傾聴する力がダイレクトに反映される、家づくりにおいてとても重要なポジションになるそう。

丸亀市金倉町 ロータリーハウス丸亀オフィス コーディネーター

病院で例えると、美容外科の単科医院というイメージですが、実は循環器内科や神経内科的なところまで、多岐にわたって診てくれる総合内科といった感じでしょうか。
ですが、意外なことにコーディネーターが部署として確立しているハウスメーカーは少ないのだとか。
担当の医師が診察した後で、担当の理学療法士によるリハビリを受けられるチーム医療といった感じでしょうか。普段病気の話ばかりしている中高年ならではの例えで申し訳ございません(汗)

例の「打ち合わせ」では、いつ何をするの?

ロータリーハウスと言えば「お客様との度重なる綿密な打ち合わせ」ですが、コーディネーターさんはどのタイミングで登場して、何をやっているのか、お客様にとっては気になるポイントですよね。

ロータリーハウス丸亀 コーディネーター

まず登場のタイミングですが、お客様によってケースバイケースになるそうで、一般的には建築士との打ち合わせで間取りが決まった後、外観の話に入るタイミングで設計士のサポート役として入るそうです。
そこでお客様の要望をヒアリングし、内装や設備に関して、お客様の要望に沿うようにデザインや機能を提案しています。

丸亀市金倉町 ロータリーハウス丸亀オフィス チームで動く

その流れの中で、宮田さんのように経験豊富なコーディネーターさんは、クロスや電気関係の打ち合わせを一人で担当しています。中村さんや竹田さんもいずれ同様に担当できるよう、現在は建築士と一緒に打ち合わせを進め、知識や提案力を磨いています。

ロータリーハウス丸亀 コーディネーター

このようなチーム内での連携プレーが、これまで何度も紹介してきたように、スタッフ同士の仲が良いロータリーハウス丸亀ならではの特色でもあります。

ちなみにこの仲の良さ、前回の取材までは疑いの目で見ていましたが、何ならまるつー取材班も仲間のひとりみたいな空気感で接してくれ、もう疑いようがないレベルなのが身に沁みて理解できたので、もう諦めました(笑)
実際、打ち合わせ中にチーム内では分からない事例が出てきても、オフィス内にいる他チームのスタッフに聞けば、大抵その場で解決できるのだとか。

ロータリーハウス丸亀 コーディネーター

ロータリーハウスのお家芸「3D パース」はコーディネーターも使いこなせるため、コーディネーターさん単独の打ち合わせでお客様からいただいた要望もリアルタイムでパース内に反映でき、変更した情報は常にチーム内で共有しているそうです。

このようにして、「あの時と話が違う」が起こらないように、お客様に丁寧に寄り添っていくスタイルがロータリーハウスの強み
以前の記事で取り上げた、3Dパースあるあるの「スイッチの位置変更」なども、このような感じで行われているそうですよ。

時代の一歩先を行くご提案を

電気関係の話が出ましたので、ちょっと5年前の最初の取材、つまりロータリーハウス丸亀オフィスができたばかりの頃の話に戻ります。

ロータリーハウス丸亀 5年前の様子

まるつーで「当社には各分野のオタクが揃っているよ」という内容の取材記事を書きましたが、オタクの元締めである田尾店長から、オフィス設計した際のこだわりを色々と伺いました。
その際にも、自在に広がりを演出できる間接照明への深い愛を語られていた記憶がありますが、実はロータリーハウス丸亀では、まだダウンライトが主流だった時代に、田尾店長をはじめ、早い段階から間接照明を採り入れて設計する建築士さんが多かったそう。

丸亀市金倉町 ロータリーハウス丸亀オフィス 田尾店長が採り入れた間接照明

業界内でも先駆けとなるような、間接照明を用いた雰囲気のあるおしゃれなお部屋の施工事例がSNSなどでも話題となり、「こんな感じで!」というお客様が増えた実績があるのだとか。

つまり、気がつけば時代の一歩先を行く家づくりをしていた訳ですが、これも快適な住空間のために細部までこだわるオタク気質が社内に浸透した結果。
丸亀オフィスのコーディネーター3人娘さんたちも、当然そのマインドが満ち溢れるオタク・・・いや、個性的な方々です(笑)
と、いう訳で、ここからはそれぞれの持ち味を深堀りしていきますので、どうぞ推しのコーディネーターさんを見つけてください!

丸亀オフィスが誇るコーディネーター陣はこちら!

宮田理奈さん

丸亀市金倉町 ロータリーハウス丸亀オフィス 宮田さん

まるつー:5年ぶりのご登場ですが、この5年間での一番の変化は?
宮田さん:結婚して姓が変わったことです(笑)仕事面では、仲間が増えたので担当の物件を分散できて、だいぶ余裕ができました。
まるつー:今更ですがおめでとうございます!ご結婚もスタッフ増員も(笑)
宮田さん:ありがとうございます!(笑) あと、チームでペアを組む建築士が、田尾店長から小山さんに変わりました。
まるつー:あら、田尾店長はお役御免ですか?
宮田さん:いえいえ、田尾店長にはまだまだ弊社を支えていただかないと。今は後輩のお二人とペアを組んでいますよ。
まるつー:仕事への取り組み方への変化は?
宮田さん:教える立場になったので、責任感は増しました。私が間違えたら、それが後輩にも伝わって、会社のイメージも影響してしまいます。ですので、何をするにも以前よりしっかりと確認するようにしています。
まるつー:出ました! ロータリーハウスさんお得意の「確認の家づくり」! そうやって先輩から後輩へと確認マインドが伝わっていくのは素敵な環境ですね。
岡田さん(広報):環境といえば、宮田さんはちょっとした違和感によく気がつくので、職場環境整備への貢献度がとても大きいです。
まるつー:おっと、相変わらずすぐに外野から声が飛んでくる職場だ! 野球だけに!
岡田さん(広報):野球といえば、宮田さんは学生時代に高校野球のマネージャーでしたので、その経験が活かされているのかも。
まるつー:その話も5年前に聞ききましたし、何なら同じツッコミをした記憶があります(笑)
ロータリーハウス丸亀 広報
宮田さん:足りなくなりそうな物品をそっと補充したりするのは、確かによくやっているかもしれません。
まるつー:ナイスリカバリー。5年前はお客様の配色の悩みを解決するために普段から勉強されている、と仰ってましたが、それは今も?
宮田さん:そうですね。SNSで最新のトレンドをチェックしたり、普段から情報収集は欠かさないようにしています。
まるつー:相変わらず勤勉な宮田さんですが、この先どのような人生設計を?
宮田さん:仕事もプライベートも充実した人生にしたいです!
まるつー:一緒に食べ歩いてくれる人もできたことですしね(笑)

中村遥香さん

丸亀市金倉町 ロータリーハウス丸亀オフィス 中村さん

まるつー:中村さんは中途入社で2年目ということですが、ロータリーハウスに転職されたきっかけは?
中村さん:知人から雰囲気がいい会社だと聞いて、会社見学させてもらったら本当に雰囲気が良かったので、思い切って飛び込んでみました。
まるつー:では、もともとインテリア関係のお仕事を?
中村さん:いえ、普通の事務職を。
まるつー:なんでまたこの業界に?
中村さん:人生このままでいいのか、やりたいことをやってみようじゃないか、と一念発起しました。入社後、建築士試験を受け合格したので、登録に必要な実務経験(2年)を積んでいる最中です。
まるつー:色々ツッコミどころがありそうなことをサラッと言われましたが、行動力がある方だということはよく分かりました(笑)
中村さん:建築業界への憧れは昔からあったのです。「思い立ったが吉日」なのです!
岡田さん(広報):薄々想像がつくと思われますが、中村さんは疑問に思ったことをその場ですぐ聞いて解決しようとするタイプです。
まるつー:もしや、その被害を最も受けているのは?
宮田さん:……私、ですかね(笑) でも、「確かにお客さまはそんな疑問を持つかも!」という気づきもあり、中村さんからの質問はある意味楽しみの1つですよ。
まるつー:先輩の懐が広くて良かった! ところで、建築士の試験を受けたのにコーディネーターをやることの意義は?
中村さん:できることの幅が広がりますし、よりお客さまのご要望に応えられると思うのです。つまりは二刀流です(キリッ)
まるつー:カッコいい! 大谷翔平選手のような建築士になれそうですか?
中村さん:担当のお客さまも増え、仕事もありがいがあって毎日楽しいので、なれそうな気がします。でも、お客さまの疑問も、つい宮田さんに聞いちゃうことがあるので、自分ひとりでできる当たり前のことは、すぐに答えられるように精進していきます。
まるつー:どんな建築士さんになるのか楽しみですね。また数年後、成長した中村さんを取材したいです。
中村さん:ぜひ! その頃には、ロータリーで建築士をやるかたわら農場を経営し、一山当てているかもしれません! その稼ぎでスペインへ行き、本場のフラメンコを見るのです!
まるつー:なるほど。……いや、全然なるほどじゃない!(笑) ロータリーハウスさんには面白キャラが集まってくることがよく分かりました! 農場をやる時は、まるつーで紹介させてください!
中村さん:よろしくお願いします! ……ところでまるつーさんのそのバッグの絵、ひょっとしてカマキリですか?
まるつー:よくお気づきで! ていうか、本当にすぐ聞いてきますね(笑)
丸亀市金倉町 ロータリーハウス丸亀オフィス 何でも聞いてくる人

竹田愛佳さん

ロータリーハウス丸亀 竹田さん

まるつー:竹田さんも中途採用で入社して半年とのことですが、前職では何を?
竹田さん:家具屋さんで働いていました。そちらで働いているうちに、家具にとどまらずコーディネーターの仕事を本格的にやってみたいと思い、専門の部署があるロータリーハウスへとやってきました。
まるつー:うってつけの職場だったのですね。もともと専門的な知識を持って入社した訳ですが、実際にお客さまを担当してみてどうですか?
竹田さん:家具に関しての知識はあったのですが、電気関係などその他の分野はまだまだ勉強中なので、とにかくたくさんの事例を見て、お客さまの担当について経験を積み、どんどん吸収していきたいです。
まるつー:事例の情報源はどちらから仕入れているのでしょう?
竹田さん:……宮田さんから(笑)
まるつー:宮田さんの負担が大きすぎる!(笑)

丸亀市金倉町 ロータリーハウス丸亀オフィス コンセントを吟味する竹田さんと宮田さん
竹田さん:宮田さんいつもありがとうございます(笑) 私はメーカーさんのSNSやサイトをチェックして、情報収集は欠かさないようにしています。
まるつー:やはりSNSチェックは欠かせないのですね。
竹田さん:今はほとんどのお客さまからInstagramから得た情報でクロスの色などのご要望がありますので。って、私だけ話が真面目すぎませんか?
岡田さん(広報):実はこの3人で一番年上なのが竹田さんなので、ちゃんと話を引き締めてくれてありがたいです(笑)
まるつー:先輩が年下ということで、相談しにくかったりということは?
竹田さん:年上と言っても同世代ということもあって、そういう壁みたいなものは全く感じないですね。いつも遠慮なく聞いてますし、みんな遠慮なく答えてくれます(笑)
まるつー:その風通しの良さがロータリーハウスさんの社風ですしね。他に入社して良かったことは?
竹田さん:家が丸亀なので、出勤が楽になりました(笑)
まるつー:それ大事! 仕事のモチベーションにも関わってきますからね。では、竹田さんご自身の将来は、どうコーディネートしたいですか?
竹田さん:日々楽しく、ですね。
まるつー:具体的にやりたいことがあったり?
竹田さん:大学時代に日本の神様について学んでいたこともあって神社仏閣巡りが好きなので、四国88箇所霊場の巡礼をしたいですね。実はもう20番札所くらいまでは巡っているので、その続きをゆっくりと。
まるつー:それはおもしろいですね! オタク揃いのロータリーハウスさんにピッタリの逸材でした!

全ては「思っていたのと違う」を解消するために

丸亀市金倉町 ロータリーハウス丸亀オフィス スイッチの位置を考える様子

これまでの取材で、ロータリーハウス丸亀の営業、建築士、広報、コーディネーターさんを追いかけてきました。それぞれがそれぞれの持ち場を担当し、違う業務を行っていますが、1本筋が通っている「思い」があることが判明しました。それは、お客さまにとって、期待と現実のギャップが生まれないようにすること

丸亀市金倉町 ロータリーハウス丸亀オフィス サンプルを太陽に

コーディネーターさんは、外壁やクロスなど、「3Dパース上の色と実際の色が違う」「日光が当たると色味が違う」などと言われることが何よりも悲しい。なので、打ち合わせ時には実際にサンプルを日向と日陰に置いて確認していただくなど、お客さまの期待に沿った安心感の提供を心がけているとのことです。そうして、チーム全体が同じ思いを紡いでつくる家は、まさに”想像以上に想像通り”。

一般的にハウスメーカーといえば、住宅展示場でアンケートに答えただけで、しつこく営業の電話がかかってくるというイメージを持たれがち。
ですが、ロータリーハウスではしつこい営業は一切行わず、口コミと紹介だけで業績を伸ばしているというのも頷けますね。

さて、このシリーズも次回で最終回。何かどんでん返しがあるのか無いのか?
どうぞお楽しみに!

◇ ロータリーハウス丸亀オフィス
住所:〒763-0053 香川県丸亀市金倉町1519-1
電話番号:0877-89-8080
営業時間:9:30~18:30
定休日:水曜日・年末年始・夏季
駐車場:あり
関連リンク:ロータリーハウス公式サイト
関連リンク:公式Instagram

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