この記事は2020年4月28日に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。
「ロータリーハウス 丸亀オフィス」が新規オープンしたので見に行ってきた! その特徴は・・・打ち合わせ?
高松市に本社のある工務店「ロータリーハウス」さんから、「金倉町に新しく丸亀オフィスがオープンしました!アットホームな職場ですので、ぜひ見に来てください!」とお声が掛かりました。
事前に情報を調べたところ、
- 創業48年、脂の乗り切ったメーカーさん
- 全棟「長期優良住宅」の基準をクリアした家
- JAHBnet全国デザインコンテストで2016年にグランプリ受賞
- 9人の建築士が在籍、事前に3Dバーチャル映像で家造りをしてくれる
- 贅沢に区切ったこだわりの分譲地
という特徴がある会社のようです。公式サイトを見ても、スタッフの皆さんが楽しそうに働いているのがひしひしと感じられます。
とは言ってもねぇ?「アットホームな職場です」と謳ってる会社はアットホームじゃないあるあるもありますし? ここはひとつ、この目で確かめてきてやろう!
と、意気込んで行ってまいりました。
今回行ってきたのはこちら。↓↓↓
住所:〒763-0053 香川県丸亀市金倉町1519-1
電話番号:0877-89-8080
営業時間:9:30~18:30
定休日:水曜日
駐車場:あり
関連リンク:ロータリーハウス公式サイト
とりあえず行ってみた
工務店さんですから、モデルハウスの1つや2つが併設されているのかと思いきや・・・ガチオフィスやん!
少々面食らいながら中へ入ると、常務の中川さんとホームアドバイザーの岡田さんが出迎えてくれましたので、早速お話を伺うことに。
Y口:えーっと、今日はロータリーハウスさんが建てている家の取材ではないのですか?
中川:いえ、今回は家じゃなくて、事務所での打ち合わせ風景を取材してほしいんです!
Y口:え、打ち合わせ?
中川:はい、打ち合わせ。
Y口:どういうこと?
岡田:ロータリーハウスの特徴は、この「建築士との打ち合わせ」に集約されていると言っても過言ではありません。
中川:当社のスタッフは、9人の建築士をはじめ、各部門のオタクが揃っていますから、それぞれの専門分野での深い知識と経験で、お客様のニーズに沿ったご提案が可能です。その様子を是非、取材していただきたいのです。
Y口:折角綺麗どころお二人に案内していただくのですから、お二人をモデルに撮影しながら、モデルハウスか何かで家づくりのこだわりを紹介していただこうか、とか思っていたのに、オタクの打ち合わせ風景を見ていけと?
岡田:オタクにも綺麗どころはいますのでご安心ください!
中川:今回は、当社が誇るオタク集団の話を聞いていってください(笑) こんなスタッフが家づくりのお手伝いをしている、というところを見ていただきたいのです。
思っていたのと違う感じの取材に戸惑いつつ、案内されるがまま打ち合わせのテーブルに。
実際に打ち合わせてもらった
打ち合わせテーブルでは、これからマイホームを建てようと計画中の新婚夫婦に、丸亀オフィス店長で建築士の田尾さん(画像左)とコーディネーターの宇山さんが、照明についてあれこれ説明していました。
間取り図や映しだしたバーチャル映像を見ながら、希望の間取りに合う照明について熱く語る宇山さん。それを頼もしげに見守りながら、要所要所で鋭い指摘や具体的な提案をする田尾さん。
新婚のおふたりも、身を乗り出してあれこれ質問しながら熱心に聞き入っています。
このように建築士や各部門のオタクとの打ち合わせを何度も繰り返し、内装やインテリアに至るまで実際に建てる家にできる限り近づけたリアルなバーチャル映像を使い、その場で変更をしながら打ち合わせをすることがロータリーハウスの特徴だそうです。俗に「家は3回建てないと納得する家は建てられない」と言いますが、実際に3回建てる方はほとんどいません。でもこの方法なら、間取りだけでなく、空間の広がり、トータルの色のイメージ、棚やドアの高さ、色・デザインまでパースの中で決めていくので、1回で納得のいく家ができそう。こうやって打ち合わせを重ねたら、お客様も「話が違う!」ということがなくて安心ですね!
中川:でも、これにはデメリットもあって・・・。
Y口:お客さんにとってはありがたい話じゃないんですか?
中川:そうなんですが、完成した家があまりにパースと同じなので、建った家の実物を見ても感動が少ないという・・・。
Y口:あー、なるほど!
実際に見比べてみました。3Dパースでバイクまで作っているところに、オタク気質が溢れ出ていますね!
打ち合わせをするのは、こんなところ
ホームアドバイザー岡田さんお手製のウェルカムボードです。
こちらが玄関ホールです。とても明るく開放的、かつオシャレですね。設計した人は後ほど紹介します。
こちらが打ち合わせスペースです。オフィス内には、この打ち合わせテーブルが3台設置されています。各テーブルにはPCと接続した大きいモニターが置かれ、3Dパースなどを確認しながら説明することができます。書架のちょっとしたインテリアなどにもセンスが光ります。
こちらはキッズルームです。打ち合わせテーブルからも見える位置にあるので、お子様連れでも安心して打ち合わせることができます。任天堂Switchの姿も見えてますね。今はまだ、マリオカートしか入ってないそうですが(笑)
こちらは授乳室です。子どもが産まれたのを機にマイホームを、と考えるご夫婦も多いでしょう。赤ちゃん連れでの打ち合わせにも、しっかり配慮されています。
紙コップ式の無料自販機も設置されています。どうやら季節ごとに4種の紙コップが存在しているらしく、どのコップが出てくるのかをガチャガチャ気分で楽しむことができます。そんな楽しそうなの、やらせてもらうに決まってるじゃないですか!
この日は暑いくらいの陽気だったので冷たい緑茶を頼んだら、空気を読んだのか夏バージョンの青コップが出てきました(笑)
丸亀オフィスのオタクたち
それでは、実際に打ち合わせをするとなると顔を突き合わせることになる、丸亀オフィスのオタクの皆さんにご登場いただきましょう!
田尾政康さん(店長・建築士)
Y口:田尾店長の仕事内容は?
田尾:お客様と打ち合わせをして、聞き取りをしながら設計するのが主な仕事です。
Y口:設計する上で気をつけていることは?
田尾:デザインに寄りすぎず、使い勝手のいい家を提案するように心掛けています。お客様の漠然とした要望を、何度も聞き取りを重ねて理想に近づけていくようにしていますね。
Y口:その上でのご苦労は?
田尾:やはりすべての要望を取り入れるのは困難ですので、使い方を考えながら、トータルでバランスの取れた家をご提案しています。
Y口:こちらのオフィスも田尾さんの設計とか?
田尾:はい、これまではモデルハウスをオフィスとして使っていたのですが、丸亀は打ち合わせに特化した場所にしよう、と。このように明るい雰囲気の中で、自由にアイデアを出し合える空間を作れたら、と言う思いで図面を引きました。
Y口:話は変わりますが、田尾さんの普段の過ごし方は?
田尾:趣味という趣味がないんですよ・・・というかむしろ、建築が趣味です(笑) お昼ご飯を食べるために色んなお店を発掘するのが好きといえば好きなんですが、正直料理のことよりも、お店の壁がどんな素材でできているのか、何か設計に使えるアイデアがないか、みたいなことばかり考えています(笑)
Y口:それは職業びょ・・・じゃなくて、プロの鏡ですね!そうやって色んな場所に行かれていると思いますが、丸亀で好きな場所はありますか?
田尾:出身が三豊市なので、学生時代は遊びに行くと言えば丸亀のダイエーや通町商店街でした。あの頃の街の賑わいが好きでしたね!
Y口:おっと、過去形!(笑)
田尾:すみません(笑) ですが、私の今後の目標とも関わってくる話なんですよ。
Y口:その目標とは?
田尾:せっかく縁あって丸亀オフィスの店長になったので、この街を元気にしたいんです。会社をもっと大きくして、どんどん家を建てて人を集め、丸亀の街に賑わいを取り戻したいんです。リノベーションにも興味がりますので、空き家が目立つ地域の再生にも携わりたいです。
Y口:丸亀市民としては、とても頼もしいお言葉です。
宇山理奈さん(コーディネーター)
Y口:宇山さんはインテリアコーディネーターをされていると聞いたのですが、どのようなお仕事を?
宇山:主には外観や内装の色合いを、お客様と一緒に決めていきます。色って、床や扉だけでなく、梁や棚、タイル、クロス、カーテンなど、いろんなところが絡んできます。なので、バーチャル映像と実際のサンプルを使いながら、明るさ、広がり、バランスを見ながら決めていきます。
Y口:色は好みがあるから、なかなか決めるのが大変では?
宇山:そうですね。そういった時は、一つひとつの部材の色ではなく、まず全体のイメージを伺い、そのイメージに合うコーディネートをご提案しています。
中川:宇山は高校生の時に野球部のマネージャーをしていたからか、相手の考えていることをまとめるのが上手ですね。
Y口:おっと、外野から声が。野球だけに(笑) で、そうなんですか?
宇山:自分では分かりませんが、新しい家を建てるお客様は、カウンターや壁や床などの配色で悩むことが多いんです。打ち合わせを重ねることで、こちらから提案もしつつ、お客様の意見をできるだけ反映させるように心掛けています。
Y口:普段から配色の勉強を?
宇山:時間があれば、SNSや雑誌はもちろん、実際にいろんな建物を見に行ったり、セミナーなどに参加して勉強をしています。最近はお客様からも「こんな感じで」とインスタ画像を見せられることがあります。お客様が良いと感じているのが、その写真のどの部分なのかをしっかりと聞いていくように心掛けています。
Y口:その気配りも元女子マネっぽい!将来はどんな目標を?
宇山:建築士になりたいです。まずは2級建築士の資格を取るために勉強中です。
Y口:さて、そんな宇山さんですが、休みの日はどんな過ごし方を?
宇山:一人旅が好きです。
Y口:一人旅でどんなことを?
宇山:・・・食べ歩きを(笑)
Y口:あら、意外な感じ!丸亀ではどこを食べ歩いてるの?
宇山:焼肉の正岡とか・・・お肉が好きなんで(笑)
Y口:これまた意外!本当の意味で肉食系だった!他に丸亀市内で好きな場所とかありますか?
宇山:レクザムボールパーク丸亀です。後輩の試合があれば応援に行ってます!
Y口:元女子マネだしね!という訳で、プライベートは意外性だらけの宇山さんでした(笑)
小山純一さん(設計士)
Y口:建築の世界に飛び込もうと思った理由は?
小山:祖父が大工をしていたので、小さい頃から家を作る仕事がしたいと思っていました。
Y口:どうしてこの会社に入ろうと?
小山:設計がしたかったので、設計メインでやっている会社を探し、「ここだ!」と思って受けました。
Y口:で、入ってみてどうですか?
小山:最高です!
Y口:ほう、具体的にどんなところが?
小山:同期も仲が良いですし、毎日が楽しく居心地いい会社です。自分のしたいことにも取り組めますし、先輩方も凄くて、何でもやさしく教えてくれます。
Y口:今取り組んでいることは?
小山:建築士の資格を取ろうと勉強中です。目標は田尾店長です。
Y口:田尾さんのどんなところをリスペクトしているんですか?
小山:プランニングや打ち合わせの仕方などすべてですね。間近で勉強させてもらえて幸せです。
Y口:将来はどんな建築家になりたいですか?
小山:「この人のデザインが良い」と言われるような建築家になりたいです。そして、師匠の田尾さんを越えたいです!(ギャラリーから「おおっ」というどよめき)
Y口:そんな小山さんの趣味は?
小山:ドライブですね。目的地を考えずに車を走らせるのが好きです。建築士になれたら、自分へのご褒美に新しい車を買う予定です。
Y口:丸亀市内で好きな場所は?
小山:ゆめタウンとか・・・新しくできたスタバとか・・・。いや、よく行くってだけで好きかと言われると違いますね・・・。好きな場所は、ここですね!(同期の岡田さんもコクコクと頷く)
Y口:ここって・・・まさかの会社?
小山:はい!
Y口:そう言えば居心地いいって言ってましたね。もういっそ住んじゃえば?
小山:田尾師匠が設計したオフィスなんで、それもアリですかね!(笑)
守屋佑紀さん(営業)
Y口:守屋さんは、他社からの転職でこの会社に入られたとか?
守屋:ずっと建築業界の営業畑にいますが、業界内でも評判のいい会社でしたので、以前から気にはなっていました。
Y口:実際に入られてみていかがですか?
守屋:外から見ていた以上に勢いのある会社だなと。注文住宅で自由度のある家を作っていて、営業にも熱が入ります。
Y口:他社と比較してみて違うところは?
守屋:他社なら手を抜きそうなところも、しっかりやっている印象があります。例えば、引き渡し前の掃除や草抜きなども、どうしても件数が増えると手を抜きがちですが、ここは社員間で連携して、時間が空いている人間が助け合ってやっていますね。
Y口:将来はどんな目標を?
守屋:私は丸亀出身ですから、やっぱり中讃エリアを盛り上げるために当社の家をどんどん建てていきたいです。あと、富士山に登りたい!
Y口:急にスケールの大きい話に!なぜまた?
守屋:日本人なら一度は登っておきたい、と思うようになりまして。(中川常務に)えっ、登りたくないですか?
中川:上まで車で行けるなら(笑)
Y口:いっそ社員旅行でみんなで下から登ればどうですか?
中川:却下します!
Y口:即答(笑)
Y口:守屋さんはどんな休日を過ごされてますか?
守屋:うちは元農家で無駄に庭が広いので、そこでバーベキューをするのが好きですね。好きが高じてタイルデッキも作ったりなんかしちゃって。
Y口:それは本格的ですね!じゃあ、あまり外へ食べに行かれたりはしないんですか?
守屋:そうですね、「宅飲み派」ですね。たまには外食もします。「丸亀鳥」さんには家族でも行きます。辛さが丁度良いんですよね。
Y口:辛すぎないのでお子様連れで行くには丁度良い感じ、分かります(笑)
こんなオタクたちの作る家とは?
女性目線でのパース制作
家づくりの前に、まずはパース制作です。本物と “まっつくつい” の3Dパースを作ることは前述した通りですが、女性の歩くスピードで中を見ることができます。こんな感じで。↓↓↓
実際は、このように強引にソファを乗り越える女性はそんなにいないと思いますが(笑)
全棟長期優良住宅
長期優良住宅とは、長く安心・快適に暮らせる家として、平成21年にスタートした「長期優良住宅認定制度」の基準をクリアし、認定を受けている家のことです。
従来の「つくっては壊す」スクラップ&ビルド型の社会から、「いいものを作って、きちんと手入れをして長く大切に使う」ストック活用型の社会への転換を目的として、長期にわたり住み続けられるための措置が講じられた優良な住宅(=長期優良住宅)を普及させるため、「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」が平成20年12月5日に成立し、平成21年6月4日に施行されました。
引用:国土交通省公式サイト
ロータリーハウスの家は、全棟が国の定めた長期優良住宅の認定を得ています。
そればかりか、国の定めた基準の上を行く高い水準の家を作り続けています。
2016年の熊本地震では、長期優良住宅の基準をクリアしている耐震等級2の家も倒壊したそうですが、ロータリーハウスの家は耐震等級3が基準です。100年、200年使える家を、との思いで作られているそうです。
2016年JAHBnetデザインコンテストグランプリ
ロータリーハウスは、全国で一番大きな工務店ネットワークであるJAHBnetのデザインコンテストに毎年入選しているそうです。2016年にはグランプリを受賞し、日本一の座に輝きました。2019年も審査員特別賞を受賞しています。
2016年にグランプリを受賞したのはこちらの家です。↓↓↓
2019年に審査員特別賞を受賞したのはこちらの家。↓↓↓
贅沢に区切ったこだわりの分譲地
ロータリーハウスは、宅地の南北の両面に道路をできる限り取り、風通しや日当たりが良い分譲地を作るように心掛けているそうです。これは、「狭い日本でギューギューになって暮らさんでもええやろ」という増元会長の考えから生まれた発想なのだとか。
こちらは高松市内の分譲地の様子です。こんな感じで宅地の南北両面に道路が確保されています。
お家づくりのご相談、お待ちしています!
お家づくりをお考えの方で、この記事を読んで少しでも興味が湧いた、という方は、ぜひ「ロータリーハウス 丸亀オフィス」に足をお運びください!
そうそう、私のひねくれた予想に反して、悔しいほどにアットホームな会社でしたよ!(笑)
住所:〒763-0053 香川県丸亀市金倉町1519-1
電話番号:0877-89-8080
営業時間:9:30~18:30
定休日:水曜日
駐車場:あり
関連リンク:ロータリーハウス公式サイト/公式facebook/公式Twitter/公式Instagram①/公式Instagram②/公式Instagram③