早明浦ダムの貯水率低下で第1次取水制限スタートしたけど結局どうなるん?

第1次取水制限 早明浦ダム

香川県や徳島県の命の水源といえる高知県の「早明浦ダム」。

第1次取水制限 早明浦ダム

9月2日(火)午前0時の時点で「貯水率66.8%」と、平年より14.7ポイントも低い状況に。
このままでは60%程度まで下がる見込みということで、四国4県と国が協議し、2025年9月2日(火)から第1次取水制限が始まりました。

香川県向けの水の供給量は20%カット、徳島県は15.8%カットということで、香川県庁でも節水へ取り組んでるようです。

香川県庁でも節水作戦

第1次取水制限 香川県庁

2日からは、庁舎前には大きな節水看板も掲げて、トイレでも節水対策が行われてます。
なんとトイレでは、洗面台の下の水道管のバルブを閉めて、蛇口から出る水の量を通常の半分に調整してるんだとか。
こうした取り組みは、4日かけて県庁の本館・東館・北館など計5施設で進められているそうです。

中讃エリア(丸亀市・坂出市・善通寺市・宇多津町・綾川町・琴平町・多度津町・まんのう町)でも、各自治体が市のホームページなどで節水を呼びかけ中です。

私たちができる節水とは?

「取水制限」と聞くとちょっとドキッとしますが、県は15あるダムを活用して一般家庭への影響が出ないように調整しているので、すぐに生活に困る心配はなさそうです。

とはいえ、油断は禁物。過去には長引く渇水で給水制限があったこともある香川県。このタイミングで一人ひとりができる工夫を意識しておくと安心ですね!

ということで、少しまとめてみました↓↓↓

  • 歯磨きや手洗い、シャワーは“流しっぱなし”にせず「こまめに止める」
  • 洗濯・食器はまとめて洗って水量節約
  • 野菜やお米を洗った水は、水やりに活用
  • 車の洗車はしばらく控えめに
  • お湯の張りすぎ・沸かしすぎに注意
  • お風呂の残り湯を洗濯や掃除、水やりに活用
  • 水洗トイレの大小レバーを使い分ける
  • 庭や植木への水やりは朝か夕方の涼しい時間に

「無理して我慢する」よりも、「ちょっと工夫する」くらいが続けやすいし、普段の生活でも実践できれば節約につながりそうです♪

詳しくはこちら↓↓↓
独立行政法人水資源機構 公式サイト

恵みの雨に期待!

気になるのは今後のお天気。
9月4日(木)には早明浦ダムのある地域でも雨予報になってるので、この雨がダムの“のどの渇き”を少しでも癒してくれることを願いたいですね。

関連リンク:早明浦ダム香川県広域水道企業団公式サイト

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