瀬戸内国際芸術祭2025の準備のため「こめっせ宇多津」がしばらくお休み中。イスラエル出身の作家による作品を展示予定!

こめっせ宇多津 瀬戸内国際芸術祭

宇多津町役場のすぐ側にある「こめっせ宇多津」は、昭和11年に建てられた元・農協の米倉庫をリノベーションした施設で、国の登録有形文化財にも指定されている、れっきとした歴史建築です!

こめっせ宇多津 瀬戸内国際芸術祭

この特徴的な名前の由来は、「米(こめ)」+「メッセ(ドイツ語で“見本市”)」を合わせたものだそうで、普段は地域のにぎわい創出の場として、展示や集会、ワークショップなどに活用されてきました。

ちょっと長めの“おやすみ”に

そんな「こめっせ宇多津」ですが、瀬戸内国際芸術祭2025の開催に向けて、次の期間は一般利用が停止になってます。

使用停止期間

2025年8月1日(金)~12月31日(水)

瀬戸内国際芸術祭2025の準備のためか、6月には出入口の修繕工事、7月には照明の更新工事があり、いよいよ開催が近づいてきたなという感じですね!

宇多津町は初参加!

こめっせ宇多津 瀬戸内国際芸術祭

今回、宇多津町は秋会期に初参加します!
芸術祭の秋会期(2025年10月3日~11月9日)に合わせて、こめっせ宇多津がアートの舞台に変身します。

こめっせ宇多津 瀬戸内国際芸術祭

建物内には、すでに芸術祭仕様の「のぼり旗」もあって、少しずつアートな空気に染まってきています♪

展示作品のタイトルは「Capacity」

展示されるのは、イスラエル出身の作家シガリット・ランダウさんによる作品。

こめっせ宇多津 瀬戸内国際芸術祭 Capacity

瀬戸内国際芸術祭 公式サイトより

地中海沿岸の港町ヤッファの漁師から譲り受けた漁網を“死海”で結晶化させたという、スケールの大きなアート!

その結晶化した漁網が、天井から吊るされて展示される予定で、まるで地中海と瀬戸内海を結ぶ“目に見える航路”のよう。
作者にとって、生命が存在しない死海の塩湖はまるで月への訪問のようであり、普遍的な(非)場所、ユートピアあるいはディストピアのようなもので、「Capacity(容量・可能性)」というタイトルにも深い意味が込められているんです。

いつものギャラリーや集会で利用していた皆さんには少し寂しい期間になるかもしれませんが、秋には“世界とつながる芸術の舞台”として帰ってくるので、どうぞお楽しみに!

まるつーへの情報提供は下記のフォームよりお願いいたします。

◇ こめっせ宇多津
所在地:〒769-0210 香川県綾歌郡宇多津町1882-3
関連リンク:宇多津町公式サイト(こめっせ宇多津)
関連リンク:宇多津町公式サイト(瀬戸芸)
関連リンク:瀬戸内国際芸術祭2025
※内容等は記事作成当時のものです。

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