滝宮神社・滝宮天満宮で2025年8月24日(日)に開催される「滝宮の念仏踊」についてご紹介します。
滝宮の念仏踊とは?
讃岐の学問の神さまとして知られる滝宮天満宮。ここで毎年8月下旬に行われる「滝宮の念仏踊」は、なんと起源が平安時代までさかのぼります。
かつて菅原道真が讃岐の国司を務めていた888年に、讃岐国で大干ばつが発生し、心を痛めた道真公が民を救うため七日七夜断食をして祈り続けたところ、祈りが通じたのか三日三晩大雨が降り続いたそうです。その感謝の気持ちを踊りに表したのが、この念仏踊の始まりと伝えられています。
2022年11月にユネスコ無形文化遺産に登録
2022年には「風流踊り」としての一環として、ユネスコの無形文化遺産に登録され、世界からも注目される伝統行事となりました。太鼓や笛、鉦、ほら貝の音色に合わせ、色鮮やかなうちわをひらめかせながら踊る姿は圧巻です!
5年に一度の総踊り
2023年は5年に一度の総踊りで衣装も新調し、全11組が3組ずつに分かれ、滝宮神社と滝宮天満宮で4回ずつ踊りました。
動画で滝宮の念仏踊を体験
2023年に開催された「滝宮の念仏踊」の様子をいろんな角度で映した動画を下記サイトから見ることができます↓↓↓
滝宮の念仏踊について
開催日時
2025年8月24日(日) 8:30頃~
開催場所
- 滝宮神社
- 滝宮天満宮
タイムスケジュール
滝宮神社と滝宮天満宮のそれぞれの場所で、菩薩を象徴する子踊りを中心に行列して境内に入場(入庭(いりは))し、神前に輪をつくって、「神職の修祓の儀」、「薙刀の悪魔払い」の後、陣羽織を着た下知が願成就の発声に合わせ、太鼓・笛・鉦・ほら貝のはやしに合わせて、太陽と月を描いた「うちわ」をひらめかせながら、周りに並ぶ警固の「ナムアミドーヤ」と節をつけて唱える歌詞にあわせて踊ります。
滝宮神社 | 8:30頃~ (入庭8:00頃~) |
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滝宮天満宮 | 11:10頃~ (入庭11:00頃~) |
公共交通機関のご利用について
当日は、交通規制もあって混み合うことが予想されるのと駐車台数に限りがあるので、できる限り公共交通機関で行きましょう。
ことでんを利用して滝宮駅から下車するとアクセスしやすいです。(ことでん滝宮駅から徒歩で約5分)
駐車場
旧滝宮保育所跡地の一部と跡地前、綾川町役場を臨時の駐車場として開放しています。当日は係員の指示に従って駐車しましょう!
※今年はシャトルバスを運行してません。
- 譲り合い撮影をしてください。
- SNS等不特定多数の方の目に触れる場所に写真を掲載する際は肖像権の侵害に十分ご注意ください。
- 円滑な行事の進行の為、移動をお願いすることがあります。その際は必ず係員の指示に従ってください。
1,000年以上にわたって受け継がれてきた滝宮念仏踊りは、平穏で恵まれた生活を願う人々の祈りが息づいています。静寂の中に響く太鼓の音、そして優美な舞を体感して歴史と伝統に触れてみませんか?
中讃地区のイベント情報まとめはこちら↓↓↓
中讃地域のイベントまとめ
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◇ 滝宮の念仏踊
開催日時:2025年8月24日(日) 8:30頃~
開催場所:滝宮神社・滝宮天満宮
関連リンク:綾川町 公式サイト