宇多津町の古い町並みが残る「古街」の通りを歩いていると、看板も店舗名もない青いテントの謎のお店に出会いました。通りから見た感じでは何屋さんかもわからないけど、お店全体から漂うなんだか懐かしい雰囲気。
その正体は宇多津町にある昔ながらのお店「角野商店(すみのしょうてん)」。なんでも創業100年以上の老舗だそうで、懐かしく感じるのは当然ですね。
店内の様子
吸い込まれるように入った店内で目に飛び込んできたのはトイレットペーパーや文房具などの日用品の数々。長年地域の生活に密着した店であることは店内の雰囲気と商品を見ればわかります。
常連さんが「この前のと同じやつちょうだい」というと、店主が「はいはい、これね~!」と掛け合い漫才みたいなテンポの良さで会話が弾んで、地域の人の“いつもの場所”になっているのが伝わってきました。
取り扱い商品
文房具、日用品、化粧品
ノート、ペン、のし袋、封筒、はさみ、タオル、糸・・・日用品で思い浮かぶものは全て揃ってる、「生活のデパート」みたいな空間です。びっくりしたのは文房具だけでなく「雪肌精」などの化粧品を40年以上取り扱っているところです。昔から同じ銘柄を愛用しているお客さんも多いそう。
「使い慣れたものがいちばんええんよ」とは店主の言葉。
「使い慣れたものを通いなれたお店で買う」という昔の日本にあった安心感と信頼感を今も持ち続けている数少ないお店なんですね。
贈り物
「粗品」と書かれたよく見る贈答用のタオルも、角野商店で手配してくれます。贈答物ってどこに頼んだらいいんだろうって悩みますよね。
進物用のタオルは、のし掛け&包装を無料で対応してくれます!
結び切り・蝶結びの違いや表書きのマナーも丁寧に教えてくれるので、贈り物に慣れていない人でも安心ですね♪
おひなさん
宇多津町の古街といえば毎年3月に開催される「うたづの町家とおひなさん」ですよね。角野商店でも2月下旬くらいから「おひなさん」を飾ります。煌びやかなお城を背景に飾られた「ひな人形」は一風違った雰囲気で目を惹きますね。「今年も見に来たよ~」って毎年声をかけてくれる人も多いみたいですよ。
「うたづの町家とおひなさん」の記事はこちら↓↓↓
宇多津町で「第22回うたづの町家とおひなさん」が2025年3月1日(土)、2日(日)に開催される!
場所
角野商店は、宇多津町古街の旧街道沿いにあります。昔ながらの商店街の中にあるので、駐車場も近くにありますが、徒歩の方が行きやすいです。
お店の横では小さな畑で野菜や果物も栽培中みたいです(そのうちお店に並ぶかも!?)
そんな時に立ち寄ってほしい角野商店は、今日もいつもの場所で変わらず皆さんを迎えています。
まるつーへの情報提供は下記のフォームよりお願いいたします。
住所:香川県綾歌郡宇多津町2054
営業時間:8:00~17:00
定休日:日曜日
電話番号:0877-49-0802
※営業時間・取扱内容は取材時点の情報です。最新情報は店頭でご確認ください。







