「うちの空き家、誰か使ってくれたらいいのに」「移住してみたいけど、住む家がない!」
そんな“もったいない”と“もったいない”をつなぐのが、琴平町と綾川町の中間管理住宅事業です。
空き家を「住める家」にリフォーム!
この事業では、町が空き家を借り上げて、必要な改修工事を行ったうえで、移住や定住を希望する人に貸し出します。つまり、使われていなかった家が、再び人の暮らしの場として生まれ変わるんです!
しかも、改修工事の費用は町が負担。耐震や水回りのリフォーム、外壁や屋根など、安心して暮らせるようにしっかり整備されるので、移住希望者にとっても魅力的な事業です。
令和7年度は“1件限定”のレアチャンス!
そんな空き家問題に悩める人にとっては救世主の事業ですが、もちろん誰でもというわけにはいかず、琴平町も綾川町も対象となる物件は1件のみ。まさに狭き門!それだけに、空き家を提供する側も、しっかりとした現地調査と選定を経て決まります。
対象となる物件は?
琴平町
- 琴平町内にある居住用の建物で、現に人が居住していない建物
- 町が移住希望者等に転貸することに同意を得られるもの
- 町が建物の改修を行うことに同意を得られるもの
- 所有者として登記事項証明書(未登記の場合は固定資産税課税台帳)に記録されている者(法人及び団体を除く。)若しくはその相続人
※相続人全員の同意が必要
綾川町
- 旧綾上町地域内にある居住用の建物で、現に人が居住していないもの
- 町が移住・定住希望者等に転貸することに同意が得られるもの
まとめると対象は、琴平町または旧綾上町地域にある、現在空き家状態の住宅で、所有者が改修や転貸に同意している物件とのことです。
町の借り上げ期間は12年
賃貸借契約締結日から12年に達する日以降における最初の3月31日まで。賃貸借契約以降は、物件所有者と居住者との協議によります。
町から所有者へお支払いをする借上料
契約年度の固定資産税額を1年間の借上料の目安として12年間お支払いします。
選ばれた物件は、12年間、町が借り上げ、移住希望者に貸し出されます。借上料の目安は、その年の固定資産税額分となるので、負担するものがなくなるということになるんでしょうか。
申し込みは5月30日(金)まで!
2025年5月30日(金)までに、申込書と必要書類を提出することでエントリー完了となります。申込をいただいた物件については現地調査を行い、6月中を目途に選考結果が出る予定です。
申込先
琴平町:町役場2階の地域整備課
綾川町:総務課いいまち推進室
注意事項と必要書類については、各町の公式サイトで確認しておきましょう!
・琴平町 公式サイト
・綾川町 公式サイト
「使っていない家があるけど、どうしよう」と悩んでいる人にとって、この制度は大きなチャンスかと思います!解体するにもかなりの費用がかかりますが、もし対象物件となれば負担なしでリフォームされ、しかも、自分の家が新しい住民の人生のスタート地点になるかもしれませんよ♪まずはお気軽に、町へ相談してみてくださいね!
負の遺産?でどうしようもない人、沢山いると思う。