宇多津町西町中本妙寺に行ってきた!境内に残る七不思議、鳳凰が舞い降りた伝説の霊水とは!?【動画あり】

宇多津町西町中 本妙寺 入口

今回は宇多津町西町中周辺のおすすめスポットということで、日隆聖人ゆかりの本妙寺をご紹介します!

宇多津町西町中周辺

本妙寺

宇多津町西町中 本妙寺 境内

讃岐6番神の1つである。境内を上がっていくと、日蓮大聖人並びに日隆聖人の大銅像が目につきます。また350年以上前の蘇鉄、城跡のなごりをもつ石垣、日隆聖人の手掘りの井戸と伝えられる鳳凰霊水など本妙寺七不思議として多くの見どころがある。

引用元:宇多津町公式サイトより

讃岐6番神もさることながら、七不思議とは・・・!なんとも心くすぐる響きですね。早速境内を散策がてら、本妙寺に伝わる不思議なエピソードを挙げてみましょう。

鳳凰霊水

宇多津町西町中 本妙寺 鳳凰霊水

鳳凰霊水・・・石碑の達筆も手伝ってなんとも強そうな響き・・・一口飲めばHP満タン、筋肉バキバキで背後に火柱が上がるとか?と一人ワクワクしていましたが、伝承によると、法華宗中興の祖・日隆聖人(にちりゅうしょうにん)が布教のためにこの地を訪れた際、水不足にあえぐ讃岐の人々を憐れみ、祈祷をしながら杖で大きな桐の木の根元を掘ると清水がこんこんと湧き出たとされています。
以来この井戸は干ばつの際にも一度も枯れることなく、今日まで水が絶えたことはないという、まさに聖なる水!
ちなみに鳳凰霊水というのは、水が湧き出てきた際、桐の木に伝説上の鳥・鳳凰が飛翔し、舞い降りたことから名付けられたそうです。一瞬「某ゲームの召喚獣みたい!かっこいい!」と非常に世俗じみたイメージをしてしまった筆者は、悟りの境地からは程遠いようです。

日隆聖人の大銅像

宇多津町西町中 本妙寺 日隆聖人銅像

この立派な銅像を見ても、日隆聖人が宇多津の人達から慕われていたことがわかりますね。しかし霊水の奇跡から時が流れ、第二次世界大戦の時代になると、大砲等の武器生産のための金属類回収令により、この銅像も召集令が下されたそうです。ひえー、なんて罰当たりな・・・と筆者のような俗人でも思うくらいですから、当時の住職さんの心境やいかばかりか。しかしながら当時の国の状況ではなすすべもなく、せめてもの償いか最大限の敬意か、銅像が県庁へ引き取られる前日に大供養会が催され、精一杯のお別れの法要が執り行われたそうです・・・なんとも切ない。じゃあこの銅像は2代目さんかと思いきや、なんと翌日、銅像を引き取りに向かった県庁職員さん達が次々と腹痛や頭痛に倒れ、全員歩くこともままならなくなってしまい、「このまま無理に銅像を持って行ったら・・・」と仏罰を恐れてやむなく引き返したそうです・・・ほ、本当なんですかね?と思ったらこれ、昭和20年の話だと聞いてさらにびっくり。
いや、第二次世界大戦なら大昔ってわけじゃないとは思っていましたが、直接の目撃者ではなくとも、おじいちゃんおばあちゃんから聞いたことあるって人がいてもおかしくないくらいには最近の話ですよね。本当にまだこの場所には不思議な力が宿っているんでしょうか?

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今回ご紹介したエピソードのほか、本妙寺の七不思議が気になった方、ぜひ一度訪れてみてくださいね。

◇ 本妙寺
住所:〒769-0210 香川県綾歌郡宇多津町1563
電話番号:0877-49-0057
関連リンク:宇多津町観光協会公式サイト
※掲載情報は記事作成当時のものです。

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