丸亀城天守と大手一の門の内装がリニューアルしたみたい！

丸亀城天守と大手一の門の内装がリニューアルしたようです。

丸亀城天守と大手一の門は、2024年2月13日(火)～15日(木)の期間を臨時休館して、内部の改装をしていたのをご存知でしょうか？3日間だけの休館だったので知らなかったという方も多いかもしれませんね。

今回の改装で一体何が変わったのか、さっそく改装前と改装後を比較しながらご紹介していきたいと思います！

大手一の門

丸亀城の正門である大手一の門は、寛文10年(1670年)に再建された櫓門(やぐらもん)です。要塞の最後の防衛線として機能していた場所なんだそうです。

こちらの楼上には太鼓が置かれ、城下に時間を知らせるために使用されていたことから「太鼓門」とも呼ばれ、国の重要文化財に指定されてます。

改装前

改装前は左手には写真が掲示され、展示物をぐるっと見て回る資料館のような雰囲気もありました。

改装後

両サイドの展示物が撤去されて、以前よりもかなりすっきりとした印象を受けますね。右手にある石落としなどの建物本来の構造が見やすくなっています。

奥に新しく設置された京極家ゆかりの「四つ目結紋」が描かれた紺色の幕は、空間を引き締めると同時に、長い歴史と重厚な雰囲気を感じますね。

大手一の門の内部は雨の日は閉鎖されてるため、見に行きたいという方は天気予報もチェックしておきましょう！

天守

天守は、小高い丘の上に築かれた石垣の上に建てられており、頂上からは丸亀市街や瀬戸内海の美しい景色を眺めることができます。

改装前

改装前は10年以上は改装していないということもあり、壁が一部剥がれたり老朽化してる部分もありました。

改装後

大手一の門と同様に、壁側や中央にあった展示物が撤去されて空間が広くなり、狭間などの内部の構造が見えやすくなっています。

写真左手にちらっと見える椅子やテーブルは、特別な時にだけ登場する空間だそうですがここだけ時が進んでますね・・・

各階のいくつかの見所となる場所には、新しくQRコード付きのキャプションスタンドが設置されて、QRコードを読み取ることで詳細な解説が読めるようになってます♪

3階の窓枠からは変わらず丸亀市街や瀬戸内海を一望できるようになってるので、天気の良い日には、ここから四季折々の景色を眺めて楽しむ人も見られます。

久々に丸亀城天守の階段を上りましたが、相変わらずの急な階段に、上り下りにはかなり慎重になりました(笑) 皆さんも手すりを使いながらゆっくりと階段という試練を乗り越えてくださいね！

これまでよりもさらに構造を間近で見たり感じたり学べたりできるようになった「丸亀城」へ、足を運んでみてはいかがでしょうか？