この時期にあちこちの神社でやってる「とんど(どんど)焼き」って何なん?【1月13日追記あり】

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この時期になると、とんど焼き(どんど焼き)なる行事の案内が、街の辻々に貼られていますよね。

天満天神社 とんど焼き 案内

こんな感じの。↑↑↑
行ったことのある人には、「ああ、みかんを焼いて食べるやつね」と分かると思いますが、知らない人には何のことやらよく分からない行事だと思います。

でもこの行事、北海道から沖縄まで、果てはアジア圏の外国にまで同じ行事があることをご存知でしたか?
とは言え、地方によっては呼び方が違ったり、行事内容も少しずつ違ったりします。丸亀市内でも、食べるものがちょっと違ったりする程度で、だいたいは同じような内容です。

こう書いていると、隣のデスクで原稿を書いていた岐阜県出身のyopi@まるつー「えーっ!!どんど焼きでみかんを焼くんですか?しかも食べるんですか!?」と驚愕の眼差しでこちらを見ていました。どうやら岐阜県の、少なくともyopi@まるつーの実家周辺ではどんど焼きでは焼いたみかんを食べないようです。高山市だけで香川県より広い岐阜県ですから、みかんを食べるところも1ヵ所くらいはありそうな気はしますが。

しかしまあ、この記事のサムネイル画像に設定している「どんど焼き」のフリー画像でも三色団子を焼いていますので、全国的に見るとみかんを焼くのは少数派なのでしょうね、きっと(笑)

とんど焼きとは?

そもそも「とんど焼き」とは何なのでしょう。Wikipedia先生に聞いてみました。

左義長(さぎちょう、三毬杖)とは、小正月に行われる火祭りの行事。地方によって呼び方が異なる(後述)。日本全国で広く見られる習俗である。
1月14日の夜または1月15日の朝に、刈り取り跡の残る田などに長い竹を3、4本組んで立て、そこにその年飾った門松や注連飾り、書き初めで書いた物を持ち寄って焼く。その火で焼いた餅(三色団子、ヤマボウシの枝に刺した団子等地域によって違いがある)を食べる、また、注連飾りなどの灰を持ち帰り自宅の周囲にまくとその年の病を除くと言われている。また、書き初めを焼いた時に炎が高く上がると字が上達すると言われている。道祖神の祭りとされる地域が多い。
民俗学的な見地からは、門松や注連飾りによって出迎えた歳神を、それらを焼くことによって炎と共に見送る意味があるとされる。
とんど(歳徳)、とんど焼き、どんど、どんど焼き、どんどん焼き、どんと焼き、さいと焼きとも言われるが、歳徳神を祭る慣わしが主体であった地域ではそう呼ばれ、出雲方面の風習が発祥であろうと考えられている。とんどを爆竹と当てて記述する文献もある。これは燃やす際に青竹が爆ぜることからつけられた当て字であろう。
子供の祭りとされ、注連飾りなどの回収や組み立てなどを子供が行う。またそれは、小学校などでの子供会(町内会に相当)の行事として、地区ごとに開催される。

引用:Wikipedia

なるほど、元々は小正月(1月15日)に行われる火祭りの行事で、正月飾りや書き初めなどを焼く習わしのようです。(※諸説あります)
呼び方は「左義長」「とんど焼き」「どんど焼き」「どんと焼き」「さいと焼き」と、全国各地で様々ですが、丸亀周辺では「とんど焼き」や「どんど焼き」が多いようです。私の出身地の高松では、何のひねりもなくズバリ「おみかん焼き」と呼んでたりもします。
1980年代に「ちゃっぷいちゃっぷい、どんとぽっちぃ」のCMで爆発的に売れた、金鳥の使い捨てカイロ「どんと」も、この「とんど焼き」の主に東北地方で使われる呼び方「どんと焼き」からネーミングしたそうですよ。

山北八幡神社に聞いてみた

概要が分かったところで、地元ではどんな感じの行事をしているのでしょうか。丸亀市の総氏神さま、山北八幡神社で聞いてみました。

山北八幡 本殿

こちらが山北八幡神社の本殿です。

山北八幡 参道

こちらから入ります。

山北八幡 とんど焼き 看板

呼び方は「とんど」派のようですね。社務所に宮司さんがいらっしゃったので、お話を伺ってみました。

日程

1月12日(日)、1月13日(月・祝日)の、それぞれ8:00~15:00までなのだそうです。

山北八幡 とんど焼き ご案内

1月15日の小正月が、成人の日で祝日だった頃は当日に行っていたそうですが、今はハッピーマンデー制度に合わせて、日曜日と成人の日の連休に開催しているのことです。
規模の小さい氏神様だと、連休の内のいずれか片方で行うところが多いそうです。時代の変化がこんなところにも影響を及ぼしているんですね。宮司さんによると、「丸亀市内は12日が多いのではないでしょうか?」とのことでした。

なお、私が元日にネズミを見に行ったまんのう町の「大宮神社」では、1月19日(日)が「どんど焼き」でした。
ネズミを見に行った記事はこちらからどうぞ。↓↓↓
まんのう町の「大宮神社」にリアルな干支がいると聞いて見に行ってきた

 

行事内容

山北八幡神社の話に戻ります。
「とんど焼き」では、注連飾りなどの正月飾りや、古い御守り、御札などを燃やして、その火と煙でみかん(3個300円)を焼き、ありがたくいただきます。焼くというよりは、煙であぶる感じなのだとか。このみかんを食べると、1年間無病息災で過ごせると言われています。
燃やす御守りや御札は、山北八幡宮のものでなくても大丈夫ですが、寺院で購入した御守などについては、「燃やすことはできますが、御魂抜きは出来かねます。それでもよろしければお持ちください」との話でした。

また、有害物質が出るおそれがありますので、ビニール袋やプラスチック類は火に入れず、必ずお持ち帰りください、とのことでした。

焼くところ

山北八幡 焼くとこ

本殿横のここで焼きます。「2日に分けてやるのは、焼くスペースが小さいからというのもあります」と宮司さん。

注連縄や門松などの正月飾りや、どう処分していいのか分からない古い御守りをお持ちの方は、お近くの神社の「とんど焼き」でお焚き上げしていただくといいかも知れませんね。その火で焼いたみかんやお餅などを食べて、また1年健康に過ごしましょう!

※神社によっては、寺院の御守りや御札はお焚き上げしてもらえないところもございますので、それぞれの神社でご確認ください。
※心配な方は、御守りを買った場所に問い合わせて、処分や返納の仕方を教えてもらうのが一番確実な方法です。

【2020年1月13日追記】

見に行ってきた

みかんを供えられた狛犬

狛犬の前にもみかんが。他の狛犬の前にも、それぞれ1個ずつみかんが供えられていました。

とんど焼き用のみかん

厄除けみかんは1串(3個)300円でした。これを焼いていただきます。

とんど焼きをする皆さん

みかんを焼く皆さん。少なそうに見えますが、駐車場もいっぱいでひっきりなしに人が来ていまいた。
実際にみかんを焼いている様子はこちら。↓↓↓

世話人さん(知人でした)のお話では、2分くらいで皮がいい感じのあめ色に焼けるので、それを食べると良いそうです。

◇山北八幡神社
住所:〒763-0072 香川県丸亀市山北町569
電話番号:0877-22-3846
駐車場:あり

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この記事を書いた人
ライターY口@まるつー 編集長
高松生まれ丸亀育ちの、純粋培養された香川県民です。そしてこのまま香川で朽ち果てる予定。