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この記事は2020年1月8日に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

ゾンビ社会化した琴平町が舞台のコミック『空腹なぼくら』1巻(小学館刊)が発売されたので聖地巡礼してきた

琴平町(と、その周辺)が舞台のコミック空腹なぼくらの1巻が、2019年12月26日に小学館から発売されました。

どんな内容?

ゾンビが人間を食べ尽くした世界で、知性を残した主人公のゾンビが人間を養殖して食料にすることを計画し、実行に移そうと試みる話です。
内容が内容ですので、グロテスクなシーンも含まれています。一般青年誌レーベルですので、そこまでグロテスクではないですが、そんなゾンビの話など読みたくもないという方は、ここでそっと閉じていただいても結構です。

何が話題に?

琴平町(と、その周辺地域)が舞台なのは前述の通りなのですが、実在の建物や場所が作品中にそのまま登場しているので、地元でちょっとだけ話題になっています。
ということで、どこよりも早く聖地巡礼マップを作ってみました。(暇なのか?)
とは言え、1時間くらいうろついて分かった所だけですので、他にも「これ、あそこじゃね?」ってな具合に気になる場所がある人は、ご自分の足でマップを補完していってください!
間違いなく丸亀市民の私より、地元の琴平町民の皆さんの方が詳しいでしょうから。

作品の舞台

琴電琴平駅前

人間を食べ尽くしたゾンビ

友安国太郎『空腹なぼくら』1巻(小学館)より

上のシーンは、ここですね。↓

琴電琴平駅前

ちょうどいい感じに散歩中のおじさんが歩いてきました(笑) このおじさんは、人間を食べ尽くしてないと思われます。私が食べられなかったので。
右手に見えるのが琴電琴平駅で、奥の鳥居は大宮鳥居、奥の橋は金倉川に架かる大宮橋です。見えてないですが、右側に高灯籠がそびえ立っています。

地図だとこの辺からの視点。↓↓↓

マルナカ 琴平店

マルナカ

友安国太郎『空腹なぼくら』1巻(小学館)より

店名が微妙に消されているこのマルナカは・・・

マルナカ琴平店 外観

はい、琴平店でしたー。半分ゾンビ化した主人公が、ツナ缶やねるねるねるねをここから持ち出しています。

地図だとこの辺からの視点。↓↓↓

西村ジョイ 琴平店

西村ジョイ

友安国太郎『空腹なぼくら』1巻(小学館)より

主人公がトマトのタネを仕入れている西村ジョイは・・・

西村ジョイ 琴平店」でした。マンガの方が看板がきれいですね。

地図だとこの辺からの視点。↓↓↓

地図を見て分かったこと。「西村ジョイ 琴平店」って、まんのう町にあったんですね。

JR土讃線高架下

高架下

友安国太郎『空腹なぼくら』1巻(小学館)より

主人公にとって「地元中の地元」なのは・・・

JR土讃線 高架下

この先だそうです。金倉川沿いの、善通寺市と琴平町の境あたり。現実社会では電車が走っていますが、ゾンビ社会では走っていません。

地図だとこの辺からの視点。↓↓↓

宮脇書店 琴平店

宮脇書店 琴平店

友安国太郎『空腹なぼくら』1巻(小学館)より

店名モロ出しの「宮脇書店 琴平店」は・・・

今年8月のリニューアルオープンに向けて工事中です。現在は更地状態でした。
この時点で、このコミックと現実世界は違う世界線だと明らかになりましたね。なのでゾンビ社会は来ないと思います。他のもっと凄い何かが来る可能性はありますが。もちろん、私を含めた皆さんがゾンビ化する可能性もありますよ(笑) いや、笑い事じゃないな。
ちなみに「宮脇書店 琴平店」リニューアルの記事はこちらからどうぞ。↓↓↓
宮脇書店琴平店外観「宮脇書店琴平店」が11月24日(日)で一時休業するみたい。2020年8月にリニューアルオープンの予定

地図だとこの辺からの視点。↓↓↓

実はもう1ヵ所撮影してきてるのですが、公序良俗に反する建物なので掲載は控えます(笑)

作者は友安国太郎さん

ネット上にも情報がほとんど無いので、プロフィールも書きようがないのですが、小学館から建物の掲載オファーを受けた方を見つけて話を聞いてみたところ、どうやら作者の友安さんは「香川県出身らしいけど琴平町出身ではないらしい」とのこと。情報は以上です。しかもホンマかウソか分かりません(笑)
この漫画が売れたら、もっと色々と明らかになってくるでしょうね。

読者の反応は?

題材の割には好評な様子。もちろん、「否」の意見もそこそこありました。グロいし。あとちょっとエロいし。人を選ぶ作品なのは間違いないです。
個人的には、設定が斬新で面白いと思うので、2巻以降に大いに期待したいところです。琴平町内のマニアックな場所も色々と出してほしい。許可をもらうのが大変でしょうけどね。

売ってるところでは売ってるみたいだけど・・・

舞台でも何でも無い群馬県でこんなに山積みで売ってるのに、地元の本屋さんではほとんど見かけません。私が買った本屋さんにも1冊しかありませんでした。寂しい限りですね。

作品が気になった方は、ネット書店で購入するのが一番簡単で確実だと思います。小学館eコミックストアなら、冒頭部分の試し読みも可能です。

概要

◇空腹なぼくら (1) (ビッグコミックススペシャル)
著者:友安国太郎
出版社:小学館
ISBN:978-4098604630
発売日:2019/12/26
価格:682円(税込)
関連リンク:SHOGAKUKAN COMIC公式サイト

ゾンビによる人類養殖計画、始動!人間がほぼ絶滅し、食糧危機に瀕するゾンビ社会。
人間の知性と感情を残したままゾンビ化した特異体質のワタルは、仲間の食糧危機を打開するために“人類養殖計画”“を思いつく。
それは…生き残った人間の男女を交配させて人類を養殖するという壮大な計画だった…!
だが、やっと見つけた女が今も未練ある元カノだったことから…!?

「斬新な設定!」「キツい、怖い、けど続きが読みたい」とデジタル配信で大反響を巻き起こすゾンビ漫画の新機軸、ついにコミックス発売!!!!!!!

引用:SHOGAKUKAN COMIC