7月のある日、JR琴平駅から琴平小学校に向かって歩いていると、ふと視界が開ける瞬間が。あれ、こんなに広い空き地あったっけ?と気になって調べてみると産婦人科医の「谷病院」があった場所でした。
「谷病院」と聞くと今では善通寺市の印象が強いかもしれませんが、もともとは1957年に琴平町で開院し、長年にわたって地域の医療を支えてきた存在でした。
1996年に善通寺へと移転したあとも、旧病院の建物は約30年もの間その場所に残されていたんです。その場所だけ時が止まったかのような静けさもありましたね。
病院の奥にあった民家も解体?
解体工事はどうやら2024年末ごろから始まって2025年春ごろに完了したようです。
Google Earthの過去映像を確認してみたところ、病院の建物だけでなく奥にあった民家らしき建物も取り壊され一緒に更地になってる感じです。
残された“もの”がある
更地になったこの場所にはいくつか残ってるものがあります。敷地を囲う歴史を感じさせる塀や門、その周辺に見えるかつての暮らしや営みを想像させる小さなパーツが、ぽつりぽつりと残されています。
家紋のような模様が刻まれた石灯籠も琴平の歴史を語る重要な何かの一つでは?と思わせるような存在感を放ってますね。
それから、敷地の奥に見える、おそらく解体後に移植されたのではないかと思う若木も気になるところ。普通の解体された土地では見かけない光景ですよね。
これから何かが始まる・・・かも?
今のところ、特に工事の気配は見えませんが、この広大な更地をいつか何か新しい形で活用されるかもしれないですよね。そんな予感を感じさせる、ちょっぴりミステリアスな空間からしばらく目が離せなさそうです!
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