今回は宇多津町の鍛冶屋町周辺のおすすめスポットということで聖徳院をご紹介します!
宇多津町鍛治屋町周辺
聖徳院
鎌倉時代創建の真言宗の寺で、讃岐33観音霊場第29番札所です。
日本三大薬師の一つである目の神様(一畑薬師)の分霊所となっています。
また本尊である「木造聖徳太子二歳立像」は県指定文化財となっています。引用元:宇多津町観光協会公式サイトより
なんとなく、目の神様と聞くと、筆者は出身地の近さから多度津町の道隆寺を連想していましたが、こちらは宇多津町の方にとって身近な“地元の目の神様”として親しまれているんですね。
木造聖徳太子二歳立像
“聖徳院”という名前の通り、本堂の奥には聖徳太子が祀られています。
聖徳太子が偉いのは知ってるけど、なんでまたそんな乳幼児期の姿・・・!?
意外に思われるでしょうが、太子が2歳の年に釈迦の入滅の日に東を向いて手を合わせると、その手のひらから仏舎利(お釈迦様のお骨)がこぼれ落ちたという逸話があるので、その姿を再現したのでしょうね。
しかし2歳って・・・
筆者は、手のひら一杯に集めたダンゴムシをリビングに持ち込んでしこたま怒られてた年齢です・・・
ちなみに太子自身が建立したとされる法起寺にも同じ立像があり、その合掌した手のひらの中に何らかの鉱物が納められているということが2021年の調査、X線CTスキャンを駆使した結果わかったんですってよ、奥さん!知ってました!? もしかしたら、この太子像の手のひらにも・・・なんて想像すると厳かな境内でオラ、ワクワクしてくるぜ!(キャラが崩壊してます)
菅原道真公坐像
こちらは菅原道真公坐像です。
聖徳太子といい、このお寺はやたら歴史のビッグネーム多く出てきます。
聖徳太子は死後の太子信仰により祀られていますが、菅原道真さんは実際にこちらを巡察で訪れていますからね!受験生の皆さん、ご利益ありますよ!
「KBN×まるごと中讃つーしん」コラボ動画
情報を網羅する人気サイト「まるごと・中讃つーしん (まるちゅー:旧 丸亀つーしん)」 と、坂出・宇多津のケーブルテレビ局「KBN」、そして坂出・宇多津のコミュニティFM局の「エフエム・サン」がコラボをして動画内でさらに詳しくご紹介しています!!
「KBN × まるごと中讃つーしん」コラボ動画↓↓↓
聖徳院という名前からまずは太子堂と思っていましたが、境内を見渡せば目の神様が祀られている一畑薬師堂、学問の神様のおわす天満宮、さらには難産に苦しむ女性に祈祷を行うと観音様があらわれ、救ってくれた伝説から建てられた子安観音堂、と、子どもからお年寄りまで、あらゆる年代のニーズに応えてくれそうなお寺さんです。
というか、一つのお寺がこれだけバラエティ豊かな神様に縁があるって、それだけでご利益高そうですよね!えー全然知らなかったよ!という地元の方、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
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