スーパーより安くて新鮮。しかも銀賞受賞の豆腐が、工場で1丁から買えるんです。
坂出で長く親しまれてきた豆腐が、いま改めて注目されています。今回は坂出食品(宇多津町)の大平社長に、人気の理由や工場直販のお得さを聞いてきました。冷やっこ好きの人、これは気になりません?
豆腐品評会で銀賞、ニッポン豆腐百選にも選出

「塩崎さんちの冷やっこ」は、「令和6年中四国豆腐品評会」の絹ごし部門で銀賞を受賞し、「ニッポン豆腐百選」にも選ばれました。
まる子
大平社長
黄金大豆の甘みをどう残すかに向き合ってきたことが、そのまま個性になっているんだと思います。
▼ニッポン豆腐百選公式サイト
https://tofuaward.jp/100selection
シンプルにまずは醤油、通は塩!

おすすめの食べ方は、まずそのまま醤油。
そしてもう一つが、塩とごま油で、刺身風に。醤油より豆の甘みが立って、お酒のあてにも合うそうです。
冷却前の出来たてを狙って買いに来る「ぬくぬく豆腐」のリピーターも多いと聞くと、これはかなり気になります。
一枚一枚、職人仕上げ。「田舎あげ」が愛される理由

「塩崎さんちの冷やっこ」と共に、ロングセラー商品の「手造りの味 田舎あげ」は、お豆腐とはあえて別の製造工程で作られているそう。田舎あげ用に豆を選び、熟練の職人さんが一枚一枚揚げているという、なんとも手間ひまのかかった一品です。
実際に食べてみると、しっかり分厚くて、お豆の味がちゃんと感じられるのが印象的。食べ応えもあるので、おつまみや一品料理にはもちろん、子どものおやつにもぴったりです。
しかも豆腐由来なので、たんぱく質もしっかり摂れるのがうれしいところ。おいしく食べながら、体づくりに役立つ栄養も摂れるのはありがたいですよね。
社内は猛反対!廃業寸前で継いだ味

もともと「塩崎家」は昭和25年創業の老舗でしたが、平成14年〜15年頃、後継者不在を理由に廃業を検討していました。
まる子
大平社長
継承の話が進んでも、社内では「卸売で精一杯なのに、なぜ製造までやるのか」と猛反対。
それでも味をなくしたくないという思いで引き受けたそうです。
ちなみに、継承直後は職人が辞め、社長夫妻を含む4名で製造・配達・仕分けを回す毎日。
朝4時半に工場に入り、終わるのが夜10時という日々が約3ヶ月続いたそうです。
異業種からの参入

大平社長は、大学卒業後にイトーヨーカ堂へ入社。その後、実家の美奈登商事㈱の社長に就任し、現在は同社の会長を務めています。
豆腐づくり一筋で歩んできた人ではなく、未経験の立場から「塩崎家」の味を引き継いだというのが、この話のすごいところ。
だからこそ、守ると決めた時の重みも伝わってきます。
工場直販なら1丁120円。まとめ買いする人も

「塩崎さんちの冷やっこ (350g)」は工場直販で120円(税込)。参考としてスーパーでは160円程度で販売されているそうです。
まる子
大平社長
入口は少し分かりにくいかもしれませんが、玄関から声をかければ対応してもらえるとのこと。
遠方から毎週まとめ買いに来るファンもいるそうです。
待っているお客様がいる。
まる子
大平社長
いま評価されている「塩崎さんちの冷やっこ」は、急に出てきた商品ではありません。
昭和25年創業の味を受け継ぎ、反対もトラブルも乗り越えながら、なくさず守ってきた豆腐です。
工場では1丁から買えて、スーパーより安くて新鮮。
受賞歴だけでも気になりますが、背景まで知ると見方が変わります。気になった人は、まずはシンプルに味わってみてください。
住所:〒769-0227 香川県綾歌郡宇多津町3482番地3
電話番号:0877-49-5454
定休日:水曜日・日曜日
販売時間:早朝5時ごろ〜夕方17〜18時ごろ(スタッフ在席時対応)
※掲載内容は記事作成時点の情報です。




