坂出市京町の「やなぎ湯」が2025年12月31日(水)をもって閉店するみたい。中讃地域に唯一残っていた銭湯

坂出市京町の「やなぎ湯」が2025年12月31日(水)をもって閉店するようです。

地図だとこちら↓↓↓

2025年12月17日(水)の様子

「やなぎ湯」は現在解体工事が進められている「イオン坂出店」の東側にある銭湯です。
毎週水曜日と日曜日は定休日でお休みされています。

この日も定休日だったため引き戸は閉まっていましたが、内側に掛けられている暖簾が良い味を出しています。
出入口や建物には閉店のお知らせは張り出されていませんでしたが、館内には12月31日をもって廃業にする旨の張り紙があるそうです。

「やなぎ湯」とは

「やなぎ湯」は坂出市のJR坂出駅から徒歩圏内にある銭湯です。歩いて2、3分程度という中心部に残る古き良き時代を感じさせる建物に心が温まり体が休まる方も多かったのではないでしょうか？
なんと大正8年から続いてきた歴史ある銭湯なんです。

駅近であるにもかかわらず駐車場もあり、歴史がありながらも清掃が行き届いていて清潔感があり、常連客の皆さんやレトロな雰囲気を新鮮な気持ちで楽しむ方に愛されてきました。

建物から伸びる煙突からも歴史が感じられますね！
「やなぎ湯」は中の改装を続けながらも昔ながらの趣のある銭湯を続けられてきて、昭和を思わせるマッサージ機やケロリンの湯桶など、「これぞ銭湯！」というものが揃っていて素敵でした。

「やなぎ湯」は坂出市に唯一残る銭湯でもありましたが、実は中讃地域で見ても残っていた最後の銭湯でした。
丸亀市の「城北温泉」や琴平町の「かまぶろ温泉」が2023年にそれぞれ閉店しており、残る銭湯は「やなぎ湯」のみだったんです。

やなぎ湯の記事はこちら↓↓↓
坂出市京町「やなぎ湯」100年以上の歴史がある昔ながらの銭湯

城北温泉の記事はこちら↓↓↓
丸亀市風袋町の「城北温泉」が2023年2月7日(火)に閉店してる。丸亀市内最後の銭湯

かまぶろ温泉の記事はこちら↓↓↓
琴平町の「かまぶろ温泉」が閉店してる。琴平町で唯一の銭湯

昔は銭湯と言えばどこの地域にも複数あり、「家のお風呂が断水で使えないから銭湯に行こう！」と家族総出で出かけた記憶があります。
今は断水やお風呂の故障が少なくなり、大型の温浴施設もあるので、いわゆる「銭湯」に行く機会もなくなりましたね。

「やなぎ湯」のあるJR坂出駅周辺は再開発がこれから本格的に進んでいくので、街並みもどんどん変化していってますね。1つの時代が終わったように感じられる寂しさもありますが、坂出市がこれからどのように変わっていくのか期待しています！

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