2025年5月15日(木)、いつものようにのんびりと多度津町の道を走っていると、ふと視界の端に広〜い更地が。
重機があったので「何かの工事中か~」と一度は通り過ぎましたが、そこそこ広くてなんとなく記憶に引っかかる。気になってGoogleマップでチェックしてみたら・・・
まさかの「多度津米穀株式会社」があった場所でした。
地図だとこちら↓↓↓
あの年季の入った、どっしりとした建物に掲げられていた「多度津米穀株式会社」の看板は、長い間この町の風景の一部として溶け込んでいました。
それが今では、まっさらな更地になっているなんて、時代の流れは本当に突然やってくるものですね。
一応、電話をかけてみたものの「現在使われておりません」のアナウンス。昨年の秋にはすでに敷地の草が伸び放題だったので、それよりも前にひっそりと閉業していたのかもしれませんね。
それにしても、昨年秋から「令和のコメ騒動」と呼ばれるほど、お米事情がざわざわして終息が見えませんね・・・。お米が高いだけでなくお気に入りの銘柄が売ってないし、お米を求めて町の米屋さんをはしごした方もいるんじゃないでしょうか?お米をめぐる事情も変わり、物流や販売のスタイルもどんどん変化していて消費者も製造・販売者もついていくのにやっとかと思います。
そんな時代に、地域の米どころを支えてきた会社が姿を消すのは寂しいですね。今後この場所が何になるのかは分かりませんが、多度津の風景がまたひとつ変わったことは間違いありません。変わりゆく町の中で、これからも地元の歴史や記憶を大切にしていきたいですね。
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