土器川の始まり「源流」

まんのう町 土器川源流碑

讃岐山脈の中央にあり、香川県と徳島県にまたぐ竜王山から流れ、丸亀市土器町と富士見町付近から瀬戸内海へとつながる県内唯一の一級河川の土器川です。
今回は土器川の源流付近を探索してみたのでご紹介します!

地図だとこちら↓↓↓

出発前に小ネタで、過去には坂出市の中心部付近を流れていたというのを見ました。

江戸時代初期まで、土器川の河口は鵜足郡川津村(現在の坂出市川津町)と阿野郡福江村(現在の坂出市福江町)の間にあった。つまり、現在の坂出市中心部辺りで瀬戸内海に流れ込んでいた。しかし、藤堂高虎の家臣である西嶋八兵衛が高松藩(生駒藩)の奉行に就任すると、土器川の改修工事を含めて讃岐国各地で治水事業を行い、現在の位置に河口が付け替えられた。

引用:Wikipediaより

生まれた時から当たり前のように今の場所に流れていたので驚きましたが、でも護岸工事などせずに自然に流れていたら大雨の度に流れは変わったりしますよね。

2023年5月頃の様子

まんのう町 土器川源流

源流の標識の前に来ているのに発見できず、しかも突然の霧に囲まれてさらに道がわかりにくくなってしまいました。
源流の場所を指す標識は出てるんですが川らしきものは発見できず、しかも目の前は徳島県の標識が見えてます。
写真では霧が少し薄くなってますが数分ごとに目の前が見えなくなるくらい白ベタ状態になるので終始不安がつきまといます。

まんのう町 県境

そのまま通り過ぎて一旦県境の方へ向かうと選択を迫られる分かれ道があり、一か八かで曲がると一軒のお宅を発見しました。
住人の方に聞くと先ほどの標識があったところにあるビニールハウスの横を沿うように進むと源流が現れるということなので、霧だらけの道路を今まで培った運転歴と感でなんとかUターンして標識のところまで戻りました。

まんのう町 土器川源流

ビニールハウスの横の空き地に車を止めて奥に進みます。晴れてたらなんでもなさそうなところも霧がすごくて仙人が出そうな雰囲気です。

まんのう町 土器川源流碑

ありました!
ゲームをクリアした時のように発見と同時に霧がサッとなくなり源流碑がくっきりと見られるようになりました。
誰か知らないですがご丁寧にお供えしていますね。
石碑の横にフェンスで囲まれた湧き水の貯留槽みたいなのがあり、中を覗くと藻などが生えていますが水はすごく透明で綺麗な水が溜まっています。
ここで急に現れた近所の方がガイドをしてくれましたが、元々はこの周辺一帯がこんな池みたいになってて、ビニールハウスのところも池だったそうです。

まんのう町 土器川源流

何か動いてるなとよく見ると金魚がいます!かなり太ってて優雅に泳いでますよ!泥水にいるプランクトンとか食べてるんでしょうか。
隅っこには黒いホースが出ていて近所の方に聞くとこの周辺の方はここから自宅に水を引いてるんだそうです。
コンビニにある他県の天然水しか飲んだことがないので羨ましいです。

まんのう町 土器川源流周辺

自然に囲まれたところなのでこんな大きなゼンマイもたくさん生えてます。蒸してから揉んで乾燥させてを繰り返して調理すると美味しいとおっしゃっていました。春にはツクシも芽を出すそうですよ。

まんのう町 土器川源流周辺

これは「イタドリ」で、あまり一般的ではない山菜ですが、高知県では料理にも使われてるそうです。茹でたり炒めたりとおかずやおつまみにもなります。
ここでガイドさん曰く「これ皮剥いで生で食べられるで」。初の青空レストランをやってみましたが噛んでビックリ「ブドウ」です。少し寒気がする酸味が効いていて身体の中がリフレッシュした感じになりました。
※生のイタドリにはシュウ酸という成分が含まれており、多く摂りすぎると結石の原因となるため食べ過ぎに注意です。

川の源流といっても人がここを「源流」と認定しただけで、山のあちこちから毛細血管のように小さい流れが集結して1本の川になってると思います。
でもここも数ある源流の中の1つであることには間違いないですし、空気も美味しく自生している植物を見るのも心が落ち着きますよ。

現地までは道が極端に狭くなったり急な霧に囲まれる時があるので、お車でお越しの際は注意が必要です。

◇ 土器川源流
住所:〒766-0204 香川県仲多度郡まんのう町勝浦1578