高松「市場水族館」9月28日で閉館 生き物は本拠地・新屋島のリニューアルへお引っ越し

覆面@まるつーとは:全国のニュースをどこからともなく見つけてくる、正体不明の覆面コラムニスト。まるつーとの関係については「コメントを控える」としている。

高松市瀬戸内町の市中央卸売市場にあった『市場水族館』が、2026年9月28日(月)で閉館します。運営する屋島水族館が8月7日(金)に発表しました。理由は、本拠地である新屋島水族館の来春リニューアルオープンへ向けた生き物の引っ越し準備です。人気者の卒業といったところでしょうか。

何が起きた?

市場水族館は、新屋島水族館がリニューアル工事で休館している間の「仮住まい」でした。四国新聞も工事中の生き物の『仮ずまい』と表現しています。2025年5月ごろ、市場の旧青果棟にオープンした期間限定の施設です。

大小の水槽で約1,000個体を公開していたそうです。気軽に入れる価格と立地、そして生き物との距離の近さで家族連れに人気だったとか。

なぜ話題?

この引っ越しの先が、なかなか楽しみな話だからです。新屋島水族館は2025年4月7日から休館し、2027年春のリニューアルオープンを目指しています。目玉は、親会社のアクリルパネルメーカーNIPPURA(香川県三木町)の技術を生かした、ドーナツ型(円形)の回遊水槽。

これ、実は開館当初に話題になったものの、約20年前に撤去された展示の復活なのだそうです。四国新聞によると、屋内に直径約16メートルの円形巨大水槽が置かれる予定とのこと。

つまり簡単に言うと、休館中のピンチヒッターだった水族館が役目を終えて閉館。生き物は来春リニューアルの本拠地へ引っ越します。

覆面が気になったところ

気になるのは、閉館の9月28日(月)から2027年春のオープンまで、県内で気軽に立ち寄れる水族館がしばらく空く点です。仮住まいが人気だったからこそ、その間の受け皿がないのは、小さな子のいる家庭には地味に痛いところ。

もう一つ。閉館後の市場の施設を新施設で展示する魚の一時的な飼育・管理場所に使うという記述があります。ただしこれは四国新聞のみが報じているもので、確定情報として扱うのは早いです。裏方として活躍が続くのか静かに見守りたいところ。

反対側から見ると

一方で、そもそも市場水族館は最初から期間限定の約束でした。仮住まいが役目を終えて閉じるのは計画どおりとも言えます。市場のスペースが本来の用途に戻るという見方もできる。

生き物にとっても狭い仮設から本拠地へ帰るための引っ越しです。閉館=悲しいニュースと早合点しないほうがいいのかもしれません。

閉館は「終わり」というより「本番前の場面転換」。ただし2027年春の仕様や時期はあくまで予定で、変わる余地は残ります。

覆面のひとこと

仮住まいのほうがすっかり人気者になってしまう、というのはよくある話で。小生、こういう「つなぎ役が主役級に育つ」現象にはめっぽう弱いのです。行けるうちに行っておく、が9月末までの合言葉。ドーナツ型水槽の復活は楽しみですが、期待しすぎず春を待ちましょう。

まとめ

  • 市場水族館は2026年9月28日に閉館(運営会社が8月7日発表)。
  • 閉館は新屋島水族館の来春リニューアルへ向けた引っ越し準備のため。
  • 新屋島水族館は2025年4月から休館、2027年春のオープンを目指す。

円形水槽を支えるアクリルパネルの技術は三木町の会社のもの。同じ香川県で暮らす者として地元の技術が本拠地でどう蘇るか、春をゆっくり待ちたいところです。

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