本当は内緒にしておきたい魅惑のスコーン。老若男女を虜にする善通寺のSetoSconeの秘密に迫る！

皆さん、スコーンを食べていますか?
スコーンと聞くと、某カフェチェーン店で売っているような、チョコとかが入った三角形のお菓子を思い出す方も多いことでしょう。私もそのひとりで、正直に言うと「いつ食べて良いのかわからない、微妙な味と大きさのなんか中途半端なお菓子」という存在でした。(スコーンファンの方、ごめんなさい)
しかし、そんな人にこそ食べてもらいたいスコーンを提供するスコーン専門店「Seto Scone(瀬戸の手造りスコーン)」が善通寺市にあると聞いて、早速行ってきました！

香川県で食べられる、伝統的イングリッシュスコーンの魅力

ネットショップで人気に火が着き、満を持して店舗を構えたという当店。
店主の丸尾さんに、当店のさぬきの夢スコーンの魅力を伺ったところ、

ほほう、まず三角形じゃないし、一つひとつが子どもの拳ぐらいありますね。

丸尾さんから2つのスコーンの違いについて詳しく伺いました。
イングリッシュスコーンは酪農大国イギリスの伝統的なお茶菓子で、小麦粉とバター、ミルクをふんだんに使い、ふんわり軽く、甘さ控えめ。クロテッドクリームやジャムと一緒に紅茶と楽しむのが定番だそう。
一方、アメリカンスコーンは生地に砂糖を多く使い、しっかり甘く表面がザクッとしています。チョコやフルーツが練り込まれていることも多く、そのままで食べられるのが特徴。コーヒーにもよく合います。私が知ってた方のスコーンです。

話を聞いているだけでヨダレが出てきますね。
えっ、御託はいいから早くスコーンを見せろって？

店主の探究心が生んだ約40種のスコーンにロダスを添えて

では、お待ちかねの実食とまいりますか。これだけ色々あると、どれから食べるか迷いますね。

コレとコレ、と言って丸尾さんが出してきたのが、クロテッドクリーム「Rodda’s(ロダス)」とイチゴジャム。

確かにバターほど濃厚すぎない程よいクリームの自然な風味が、ジャムの甘さをうまく中和してちょうどいい加減に。そして確かに紅茶との相性は抜群です。
スコーンがなかなか浸透しないのは、このクロテッドクリームが市場に出回ってないからだと言っても過言ではないくらい。

その後、マーブル、メープルウォルナッツ、ストロベリーコンフィ、アールグレイ、抹茶あんバター、デンマーククリームチーズと、次々出てくるフレーバーを様々な食べ方で堪能しました。

それぞれ美味しさに個性があって、日替わりスコーンもアリだなと感心しました。

世に出なかった失敗作もそこそこあるというのですから、丸尾さんがどれほどスコーンに情熱を注いでいるかがお分かりいただけるかと思います。

店名の由来と店主のこだわり

本場イギリスのスコーンに、長い歴史と食べやすさ、食べ応えがあるお菓子であることはよく分かりました。
ですが、「Seto Scone」の人気の秘密は、これだけではない気がします。

丸尾さんのこだわりはこれだけにとどまらず、スコーンを食べる時の主役とも言える紅茶にもこだわっています。
当店で販売しているのは、オーガニックでおしゃれなパッケージで知られるイギリスの紅茶ブランド・CLIPPER(クリッパー)。イギリス市場で初めてオーガニックの紅茶を取り入れ、1994年には国内初のフェアトレード認証を受け、最近では美食の国際大会「グレイトテイストアワード」を始め、数々の国際的な賞を受賞するなど、世界中で愛されているブランドです。クリッパーの紅茶はカップに淹れてテイクアウトもできるほか、10種のアソート(780円)も販売しています。

ギフトにも最適！嬉しい個別パック

朝から焼き始めたスコーンは、お昼くらいに買いに行くと当日のフレーバーが全種揃っているそう。

人気フレーバーは売り切れるのも早いため、お目当てがある場合は、前日に公式Instagramで焼き上がり予定をチェックするのがオススメです。また、お買い求めいただいたさぬきの夢スコーンは個別に包装し、紙袋(無料)に入れていただけるそうです。
常温でも2日間は保存可能ですので、ちょっとしたギフトにも最適ですね♪

さぬきの夢スコーンが冷たくなった際にトースターで簡単にできるリベイク方法が書かれた美味しいリベイク案内も付けてくれます。その他、ご不明な点は店主の丸尾さんに何でもお尋ねください。サービス精神の塊のような方ですので、懇切丁寧にお教えいただけるはず。
イングリッシュスコーンの伝統を踏襲しつつ、香川産ならではの工夫を凝らしたさぬきの夢スコーンを、ご家族やご友人とともに是非ご堪能ください！