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この記事は2021年4月24日に書かれたもので、内容が古い可能性がありますのでご注意ください。

【求人】世界トップクラスの技術と実績を誇る大型船舶の総合電機メーカーとして進化し続ける「BEMAC 株式会社 丸亀工場」の意外と知られていない仕事内容とは

BEMAC 本社

BEMACは長きにわたる海洋産業に関する豊富な経験・ノウハウを活かし、商業ビル・製造工場・水処理施設・独立発電事業者向けに納入されている非常用発電設備、コージェネシステムなど常用発電設備、各種プラント用動力装置用の制御システム、配電システムの製造・販売・工事、メンテナンスを一貫して手掛けています。国内のみならず、国境を越えて世界各国に輸出し、今後も環境対応や省エネルギーなど時代のニーズにもお応えしていきます。

今回は丸亀工場の電気工事、倉庫管理、パートの3つの職種で従業員を募集しているということなので、どういった仕事が行われているのかを見てきました。

◇ BEMAC 株式会社 丸亀工場
住所:〒763-0061香川県丸亀市昭和町6番地
電話番号:0877-24-3434
駐車場: あり
関連リンク:BEMAC 公式サイト

※詳細等は記事作成当時のものです。

地図だとこちら↓↓↓

丸亀市 BEMAC丸亀工場

丸亀工場は総勢89名 (内33名は協力会社社員) の従業員が働いており、大型船舶の電気工事をメインの業務としています。

中心のアイボリー色の建物が事務所、それを挟む形で倉庫が並び、電気工事を行っている造船所はこの工場からより少し離れた場所にあるので後ほど紹介しようと思います。

では、倉庫管理業務から紹介しますね。

倉庫管理

総2階の建物内で大きく分けて3つの部門があり、主な業務は電気工事に使用する電線や器具、金物などの入出庫作業や電線入出庫作業などを行っているところです。

各部門を見学してきたのでそれぞれ紹介していきたいと思います。

電線部門

丸亀市 BEMAC丸亀工場

丸亀市 BEMAC丸亀工場

倉庫内では先ほどのパーツ別にグループ化されており、画像は電線を扱っている部門になり、ここでは20トンクラスのトラックで運ばれてくる電線や部品をフォークリフトや天井クレーンを使って定位置に入庫したり、電線を現場で必要な長さにカットする作業も行っております。
現場での電気工事が少しでもスムーズに行えるよう、工場一体となって段取りをしています。

電線カットの作業を少し見させてもらったので簡単な流れを画像を使って紹介します。

丸亀市 BEMAC丸亀工場 倉庫管理 指示書 (エフ)

いろいろな太さや種類の電線を指示書 (工場内では「エブ」と言われていました) に従い、専用の機械を使って必要な長さに切断していきます。

丸亀市 BEMAC丸亀工場 倉庫管理 カット機械

これが電線をカットする機械で、先程のエブと呼ばれる指示書に記載されている通りに切断していきます。

丸亀市 BEMAC丸亀工場 倉庫管理 カット作業

これが作業中の全容で、奥にあるドラムに巻かれている電線から必要な長さに切断しているところです。
同じ敷地内に数台ありそれぞれの種類に応じて作業されていました。

電線部門では現在7名の社員さんが活躍しており、それぞれが電線切断、運搬、管理とに分担して作業されていました。

器具部門

2階にある器具部門は主に電気工事の現場で使う器具を管理しており、どこにどの部品があるかわかるように綺麗に配置されています。

丸亀市 BEMAC丸亀工場 器具部門

丸亀市 BEMAC丸亀工場 器具

丸亀市 BEMAC丸亀工場 器具

丸亀市 BEMAC丸亀工場 器具

丸亀市 BEMAC丸亀工場 器具

1つ1つが小さな部品ですが、これが船の中で、普段の生活と変わらない“電気が当たり前に使える生活”を実現しています。

ここでは2名の社員さんが活躍しています。

金物部門

金物とは電線を敷設する電路や電灯を取り付ける電灯台など、船内での電気工事には欠かせない様々な形をした金属を加工・溶接・塗装し制作しています。

丸亀市 BEMAC丸亀工場 金物

丸亀市 BEMAC丸亀工場 金物

丸亀市 BEMAC丸亀工場 金物

画像にあるのが金物で、これだけを見たら何が出来上がるのか想像もできませんが、これも船には重要な金物でこれらに器具などを取り付けていきます。

電気工事作業工場

正式には電装課という部署で、先程の倉庫から運ばれた金物や電線を使い、陸上でいう電気工事士のような仕事を船内で実施します。

丸亀市 BEMAC丸亀工場 電気工事

丸亀市 BEMAC丸亀工場 電気工事

溶接は造船所で行うような分厚い鉄板などではなく、厚みが1㎝もない薄物を溶接します。

丸亀市 BEMAC丸亀工場 電気工事

電線も長いものになると複数人で協力しあって敷設したり、太くて重いものになるとウインチを使って引っ張って電路に通します。

ここでも倉庫と同じように全員が和気あいあいと声を掛け合い、時折仕事内容とは関係のない冗談を言いながら作業しているそうです (笑)

丸亀市 BEMAC丸亀工場 電気工事

丸亀市 BEMAC丸亀工場 電気工事

丸亀市 BEMAC丸亀工場 電気工事

器具も単体で見るとどこで使われるのかわかりませんでしたが、取り付けられているところを見るとこうやって使われるんだなとわかってきますね。

丸亀市 BEMAC丸亀工場 配電制御システム

倉庫で見た小さな部品からは想像もつかないほど大きくて、船にはなくてはならない物が出来上がるんですね。

倉庫管理でも同じようなことを聞きましたが、「仕事は大変ですがやりがいを感じるのは完成した時の船の大きさを見て、どこかに自分が関わっているんだ」と実感した時だそうです。

BEMACは、船を建造しているわけではありませんが、船が安全・安心な航海を続けること、船員さんが船内でできる限り陸上と変わらない便利な生活ができることを実現するため、常に“電気”と向き合っています

仕事場の雰囲気

丸亀市 BEMAC丸亀工場 仲間達

今回案内してくれました中股さん (向かって右) と近くで作業しておられた方が笑顔で対応してくれました。

取材してわかりましたが、みなさんとても気さくな方達で、作業は一生懸命やっていても通りすがりに一言声をかけるなど良好な関係性が築かれているんだなと感じ取れました。
趣味も多彩で、釣りやサッカー、アニメやゲームとプライベートでも楽しんでいるようで、中には薪割りが趣味という方もおられました (笑)

画像からもわかるように、とにかくみなさん和気あいあいと接し合い、協力しあって良好な関係が築かれていると感じました。

休憩時間

丸亀市 BEMAC丸亀工場 休憩場所

小休憩は10時と15時ですが、作業がキリの良いところで終わっていない場合は各自手の空いた順に休憩をとっているようです。

丸亀市 BEMAC丸亀工場 食堂

昼食は電気工事作業の工場員も含め、みなさんここで食事し、お弁当も会社で用意される物から持ち込みの方まで様々です。

設備もレンジや冷蔵庫にポット、テレビやソファもあり、今では当たり前となったコロナ対策として座わる方向も考えられて配置されていました。

レクリエーション

丸亀市 BEMAC丸亀工場 レクリエーション

丸亀市 BEMAC丸亀工場 レクリエーション

丸亀市 BEMAC丸亀工場 レクリエーション

新型コロナの影響で今は開催されていませんが、以前は自由参加で年に5〜6回様々な大会が開催され、ソフトボール、バレーボール、ボーリングなどを部署ごとにチームを作って参加し、優勝チームには賞品や優勝旗も用意されるなどかなり本格的に楽しめるような内容となっています。
その中でもソフトボール大会は300人を越す参加者が集って普段の仕事も忘れるくらい和気あいあいと楽しんでいるそうです。また、希望者のみのゴルフコンペなどもあるそうです。

どんな人を求める?

中股さんは「倉庫管理は静かな場所なのでそれほど声は出さなくても大丈夫ですが、電気工事は声をかけながらの作業もあるので、ある程度声が出せる、みんなで和気あいあい仲良く仕事ができる人が良いですね」と、今頑張っておられる社員さんも同じような人達が集まっているので和気あいあいとした雰囲気作りが大事ということなのでしょう。

また、倉庫で使うフォークリフトや天井クレーンなどの資格が無くても会社負担で取得可能なので、気負いせず応募してほしいそうなので気になる方は下記にあるリンク先で詳細を確認してみてはどうでしょう。

詳細・お問い合わせ先

BEMAC採用情報