雨降らなさすぎて早明浦ダムに“幻の役場”が現れて、2026年2月9日(月)から「第一次取水制限」がスタート!1月の雨量は過去30年でワースト2位らしい

第1次取水制限 早明浦ダム

空は青くて気持ちいいですが、ダムの状況は少し「青くない」かもしれません。2026年2月9日(月)から始まった「第一次取水制限」。 ニュースなどで話題になっていますが、実は今、早明浦ダムでは水不足の象徴ともいえる“あの建物”が姿を現しているんです。

湖底から復活。50年前に沈んだ「幻の役場」

水不足が進むと、早明浦ダムの湖底からひっそりと姿を現す建物があります。 それが、およそ50年前にダムの底に沈んだ「旧大川村役場」です。

旧大川村役場とは?

1975年ごろの早明浦ダム完成に伴い、村の中心部とともに湖底に沈んだ3階建ての鉄筋コンクリート造の建物。普段は完全に水の中にありますが、貯水率が下がると屋上、そして3階部分と徐々に姿を現します。

「渇水のバロメーター」とも呼ばれているらしく、建物が完全に見えてしまうのはかなり深刻な状況。およそ50年前の景色が今そこにあるというのは、どこか幻想的ですが、同時に「お水がピンチ!」という強烈なメッセージでもあるわけです。

2月9日(月)から香川用水は20%カット

早明浦ダム 第一次取水制限

国土交通省 公式サイトより

そんな「幻の役場」がしっかり見えてきている現在、対策として中讃地区を含む香川県でも2026年2月9日(月)から「第一次取水制限」がスタートしました。

開始日時: 2026年2月9日(月) 午前9時〜

カット率: 香川用水 20%、徳島県 17.5%

早明浦ダムの貯水率は6日時点で54.0%。このままのペースだと、週明けには50%を切る見込みとのこと。役場がどんどん「地上」に近づいてきています・・・

1月の雨は「過去30年で2番目に少ない」という異常事態

早明浦ダム 第一次取水制限

国土交通省 公式サイトより

なぜこんなに役場が見えるほど水が減ったのか。銅山川流域のデータを見てみると、その理由が一目瞭然でした。

早明浦ダム 第一次取水制限

国土交通省 公式サイトより

令和8年1月の雨量はわずか15.6mm。 なんとこれ、過去30年間でワースト2位の少なさです。

早明浦ダム 第一次取水制限

国土交通省 公式サイトより

例年なら72.1mmほど降るはずなのに、その2割程度。 さらに2月も、5日時点でたった3.1mmしか降っていません。これでは「幻の役場」も出てこざるを得ない状況ですね。

ダムのグラフも「急降下」中

早明浦ダム 第一次取水制限

国土交通省 公式サイトより

グラフを見ると、青い線(今年の実績)がすごい角度で下がっています。 下の点線(過去に大変だった2021年〜2022年)のラインを追い越さんばかりの勢い。4月、5月に向けて少しずつ貯水量を回復させていく計画のようですが、それにはまとまった雨が必要不可欠ではありますよね・・・

お水を大切に使いましょう!

今のところ「蛇口をひねっても水が出ない!」というわけではありませんが、一人ひとりが意識するだけでダムの水の減りを遅らせることができます。

  • お風呂のシャワーを出しっぱなしにしない
  • 食器洗いは「ため洗い」で
  • 洗濯はまとめて回す

50年前の役場には申し訳ない?ですが、早くまた水の中にゆっくり沈んでもらえるよう、みんなで節水を心がけていきましょう!

関連リンク:国土交通省 公式サイト

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