国道377号線を綾川沿いに走っていると、ふと道路脇の竹やぶのようなものがあるんですが、気になったことありませんか?
ちょっと荒れ気味の様子に見えますが、ツルがぐるぐると巻き付いて広がり、緑や枯れ色の葉っぱが混ざる独特の秋らしい雰囲気がありました。
赤い実の正体は?
この中で赤くぽってりした実がチラッと光ってるんです。
竹や雑木、そしてツル植物が入り混じる“これぞ自然”という景色の中で、ひときわ目を引く赤い実がぶら下がっていました。実はこれ、今回初めて知ったのですが「カラスウリ」という植物で、ちょうど秋から冬にかけて見かける季節ものなんだそうです。
赤く色づく前の実もあったので写真をパシャリ。
緑の時は縦にスーッとラインが入っていて、小さなカボチャときゅうりがミックスされたような見た目。さすがウリ科という感じです(笑)
美味しそうに見えてきたので「これ食べられるんかな?」と調べてみたのですが——
どうやら驚くほど苦くて美味しくないらしいんです(笑)
生薬として利用されることはあるそうですが、ウリ科特有の「ククルビタシン」という成分を含むため、多く食べるのはNGとのこと。ちなみに、若い芽や葉は山菜として利用できるとか、できないとか・・・?
利用用途としては、食べるのではなくクリスマスリースなどの飾りとして用いたりしてるそうです!あの鮮やかな赤い実なら、確かに冬の飾りにもピッタリですよね♪
綾川の流れが作る心地よいロケーション
ここは、綾川が二手に分かれて流れるポイントのすぐそばで、耳を澄ますとサラサラと水が走る音が心地よく響きます。そのおかげなのか、空気もしっとりしていて、植物がモリモリ育つ環境になっているのかも(笑)
国道377号線は通勤などで使う人も多い道ですが、こうした小さな自然が季節を教えてくれてることに気づくと面白いですよね。他の道を通る時も、ちょっとだけ周りの景色に目を向けると、思いがけず今回みたいな発見があるかもしれませんね!
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