“これから何かをはじめたい人”“新しい道を探したい人”が集まり、暮らしながら企画を生み出していく場所でしたが、その建物がいま、静かに姿を消そうとしています。
2025年11月28日(金)の様子
現地へ行ってみると、黒い防音シートに覆われた足場が組まれ重機が入り、作業員さんたちが黙々と解体を進めています。

すでに大部分は取り壊され、屋根や壁の骨組みだけが残っている状態。道路から見える範囲でも「もう最終段階かな?」と思うほど、原形をとどめていませんね。
琴平荘が担ってきた役割
琴平荘は、普通のシェアハウスのようにただ住むだけではなく、住人同士が刺激し合ってプロジェクトを立ち上げたり、地域を巻き込んで活動したりと、レンタルスペースとしての顔もあり、暮らす人と訪れる人が混ざり合う“まちに開いた場所”。
「何かやりたいけど、ひとりでは一歩が踏み出せないんだよなぁ」そんな人の背中をそっと押す存在でした。
1階は誰にでも開かれたスペースで、間借りカフェ、ワークショップ、イベントなど、地域の人も巻き込みながら動いていた拠点です。
跡地はこれからどうなる?
現段階では建物の完全解体がとりあえずの目的のようで更地になったあと、何が生まれるかはまだ見えていません。
でも、琴平町のにぎわいを考えると、また面白い何かが動き出す可能性もなくはないのかなと少しだけ期待していたりします。琴平荘が持っていた“挑戦する人を応援する空気”が、形を変えて再び町に広がるといいですね!
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