国指定天然記念物「琴平町の大センダン」周辺で何が起きてる?

琴平町の大センダン

金刀比羅宮のまちとして知られるこのエリアに、ひっそりと佇む“町の守り木”があるのをご存じですか?

琴平町の大センダン

「琴平町の大センダン」っていう木なんですが樹齢はなんと約300年!樹高18メートル、幹回り7メートルという堂々たる姿で、国の天然記念物にも指定されています。

古くは“あふち”と呼ばれ、万葉集にも登場するこの木。昔は「愛する人と出会う場所」だったとも言われているロマンチックな木なんです♪

景色がガラッと変わった!整備工事がスタート

琴平町の大センダン

GoogleMAPより

9月初旬以降に通った人は「あれ、いつもの風景と違う?」と違和感を感じたんじゃないでしょうか?

琴平町の大センダン

以前は、ちょっと特殊な形状の舗装されてる広いスペースがありましたが、現在はすっかり撤去されて広々とした土の状態に。

琴平町の大センダン

広場のめっちゃ隅っこには、これまで通りベンチとテーブルがポツンと残ってました(笑)

大センダン舗装及び付帯工作物撤去工事

琴平町の大センダン

町の資料によると、工事の内容は「大センダン舗装及び付帯工作物撤去工事」だそう。
期間は2025年8月から2026年2月末までとなってたので、夏の終わりごろから作業が始まったようです。
9月から2か月間この状態ですが、来年の初めにかけて景観整備や新しい設備が整えられていくんでしょうか。

11月の大センダンにはたくさんの実が!

琴平町の大センダン

11月6日(木)に訪れてみると、大センダンの枝には丸い実がたっぷり!
ぱっと見、銀杏にも似た可愛らしい実ですが、実は毒性が強く食べられないとのこと。うっかり拾って食べないように!(笑)

春はうす紫の花を咲かせ、初夏は新緑がまぶしく、冬には葉を落として白い実だけが揺れる——。季節ごとに表情を変える大センダンは“生きたシンボル”ですね♪

未来へ続く“大センダン”

琴平町の大センダン

300年の時を超えて、今も町の人たちを見守る大センダン。
舗装の撤去は終わって、これからは木を中心とした新しい景観づくりが進んでいきそうです。

工事が終わるころ、春の花が咲きほころぶ季節にまた訪れてみたいですね♪ きっとそのときには、枝の下で新しい出会いや物語がそっと芽吹いているはずです。

まるつーへの情報提供は下記のフォームよりお願いいたします。

◇ 琴平町の大センダン
所在地:〒766-0002 香川県仲多度郡琴平町129-1

 

記事へのコメント
まだコメントはありません。
“国指定天然記念物「琴平町の大センダン」周辺で何が起きてる?” についてコメントしましょう。