先日2025年9月3日(水)に丸亀市で行われた「デフリンピックキャラバンカー」の展示を見に行ってきましたのでその様子を紹介していきたいと思います!
東京2025デフリンピックって?
耳の聞こえない・聞こえにくいアスリート“デフアスリート”が集う、オリンピックと同じく4年に一度の国際スポーツ大会です!
なんと日本での開催は今回が初めて!しかも1924年の第1回大会からちょうど100周年という節目の年でもあり、歴史的な大会なんです。
詳しくはこちら↓↓↓
第25回 夏季デフリンピック競技大会 公式サイト
キャラバンカーが全国を巡回中!
その魅力を全国に広めるために巡回しているのが「デフリンピックキャラバンカー」。
9月3日(水)、丸亀市役所正面玄関にやってきました!
会場には紹介パネルや大会で実際に使われるメダルのレプリカが展示されていて、想像以上に見ごたえ満点でした♪
羽ばたく願いを込めたメダルデザイン
今回のメダルデザインのテーマは「みんなで羽ばたく」。
- 表面には折り紙の鶴と日本の伝統模様
- 裏面には世界とのつながりを表す線が重なり合う模様
- リボンは江戸時代に好まれた「藍鉄色」
「選手たちに羽ばたいてほしい」という願いが詰まっていて、じっくり眺めていると胸が熱くなってきますね。
マンガもデフリンピックを応援!
さらに目を引いたのが「MANGA cheer on Deaf Sports」の展示。
「ハイキュー!!」「テニスの王子様」「メダリスト」といった人気スポーツ漫画はもちろん、「名探偵コナン」「聲の形」など幅広い作品のイラストが並んでいました。
マンガはきこえない子どもたちにとって大切な学びのツールでもあるそうで、こうした展示はまさにデフリンピックを後押しする素敵な企画だと思います!
松永市長も来場!まさかのご挨拶も
展示を見ていると、なんと松永市長のお姿が!
パネルやメダルをひとつひとつ丁寧に眺められ、深くうなずかれている様子からは「市としても市民と一緒に大会を盛り上げたい」という想いが伝わってきました。
キャラバンカーをバックに記念撮影した後は、キャラバンカー関係者の方からまるつーをご紹介いただき、思いがけず直接ご挨拶させていただくことに(焦)
ちょっと緊張しましたが、まるつーの活動についてお話しすると、市長からは
「それは凄い!市でももっと情報を発信していかないといけないですね」
と力強いお言葉が!
真摯に、そしてにこやかに耳を傾けていただき、とても和やかで心温まる時間になりました。松永市長、お時間をいただきありがとうございました!
関係者さんに聞いたお話
ちょっと気になる認知度を聞いてみたところ・・・
オリンピック・パラリンピックの認知度はほぼ100%に対して、デフリンピックはまだ20%に届くかどうか。
とのこと!これはまだまだ知ってもらう必要がありますね。
ちなみに、競技ではピストルの音が聞こえないため、手話以外にも光や旗でスタートを合図したり、声援も手や腕を使って大きく動かすというそれぞれ独自の工夫があるそうです!普段のスポーツ観戦とはひと味違う注目ポイントですね♪
香川からも期待の選手が!
香川県出身の片山結愛選手(バドミントン)も出場予定とのこと。
ネットのライブ配信やNHKで一部競技が放送される可能性もあるそうなので、ぜひみんなで応援しましょう!
手話・デフリンピックに関するパネル展示
市役所エントランスでは「手話言語の国際デー」(毎年9月23日)にあわせて、手話やデフリンピックに関するパネル展示も実施されてるので、興味のある方はぜひこちらもチェックしてみてくださいね!
まるつーへの情報提供は下記のフォームよりお願いいたします。
◇ 手話・デフリンピックに関するパネル展示
開催場所:丸亀市役所 エントランス
所在地:〒763-0034 香川県丸亀市大手町2-4-21
関連リンク:第25回 夏季デフリンピック競技大会 公式サイト
※開催日時等は記事作成当時のものです。