場所は住宅街の丸亀市飯山町東小川の5本の道が交わる交差点の角。以前はそこに、どっしりと構える大きな大きな石灯篭がありました。
この辺りを通る方にとっては見慣れた光景ですが、初めて通る方は「でっか!」と感じる立派なやつです。
地図だとこの辺↓↓↓
文字はなんて書いてあるのか2文字目が読めないので解読できませんが、このどっしりとした佇まいが「町の守り神」みたいなオーラを感じますね。
ある日、そんな石灯篭に異変が・・・
正確な日時はわかりませんが、2月には「えっ、傾いとる!?」という状態に。
どうやら石がずれてしまって、今にも崩れそうな明らかに危ない角度!
慌てて対応されたのか、ぐるぐるとロープのようなもので固定され、周囲はカラーコーンに囲われて、「倒れないでくれ・・・!」という必死の応援体制が敷かれていました。
それから3ヶ月。5月中旬までは、そのままの状態で踏ん張っていた灯篭に
おお、まだおるな。なんとか頑張っとるな
と思っていたのですが、5月22日(木)にいつものように通りがかると・・・
灯篭、消えとる・・・!?
跡地はピッカピカなアスファルトに舗装されていて、あの巨大灯篭がいたことすら忘れてしまいそうなほどスッキリ。
それにしても、あの立派で重たそうな灯篭は、いったいどこへ運ばれて行ったんでしょう?
どこかで修復されてまた元気な姿を見せてくれる日がくるのか、それとも、ひっそりとそのまま引退してしまうのか。
もしこれが“完全撤去”ということなら、もう二度とこの場所に戻ってくることはないんでしょうね。
長い間、風雨にさらされながらもずっとここで街角を見守ってくれていたことに、ただただ「ありがとう」と言いたくなります。
またいつか、どこかで会えますように。
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