瀬戸内海に立つ「波節岩灯標」が2025年土木遺産に認定!明治の石造灯標が放つ歴史ロマンとは?

丸亀市 波節岩灯標

瀬戸内の海をただ静かに照らし続けてきた、ちょっと渋めな色合いがカッコいい灯台をご存じでしょうか?
その香川県丸亀市の沖にある 「波節岩灯標 (はぶしいわとうひょう)」が、2025年度の「土木学会選奨土木遺産」に認定されました!
暗礁や岩礁といった危険な水域を知らせ、船の安全を守るために明治時代に設置されたこの灯標は、今もなお現役で活躍中。瀬戸内海のど真ん中で凛と佇むその姿は、歴史ロマンと頼もしさが同居していて、思わず目を奪われるような魅力があります!

土木遺産に認定された「波節岩灯標」とは

丸亀市 波節岩灯標

まるがめせとうち 島旅ノート 公式サイトより

香川県丸亀市の沖、さぬき広島という島の南約1kmの海上に、ひっそりと浮かぶ岩礁があります。その上にすっと立っているのが、今回土木遺産に選ばれた 「波節岩灯標」。直径約50mの波節岩の上から、瀬戸内海を行き交う船へ静かに“道しるべ”を灯し続けています。

歴史の灯り、明治28年から今も現役

この灯標が完成したのは 1895年(明治28年)。海上交通の近代化が進むなか、航路の安全を確保するために設置され、驚くことに130年近く経った今も働いています。瀬戸内海の真ん中でずっと役割を果たし続けてきたと思うと、その存在の重みを感じますね!

花崗岩で積み上げられた重厚な構造

灯標の高さは約12〜13m。花崗岩の切石を丁寧に積み上げて造られており、近くで見れば見るほど“明治の職人技”が光る重厚な造りです。
そして、青い海に映えるレッド×ブラックのツートンカラーがめちゃくちゃ印象的で、当時からこのデザインなのだとしたら「明治の職人さん、センス高すぎん?」となるくらいオシャレなデザイン。遠くからでもパッと目に入り、この孤高のシルエットでしっかり海を守っている雰囲気が伝わってきます。

光のスペックもすごい!

灯火部分(投光部)は、平均海水面から約15mの高さにあって、 光度は390カンデラ。光が届く範囲は 7.5海里 (約13.89km) と、当時からかなり頼れる灯台です。現在は 高松海上保安部 が管理しているそうです。

四国で灯台・灯標の土木遺産はレア!実はまだ2件目

丸亀市 波節岩灯標

まるがめせとうち 島旅ノート 公式サイトより

土木学会が今回の選奨土木遺産として全国19カ所を認定。その中で四国からは「波節岩灯標」が選ばれました。

実は四国で灯台・灯標として土木遺産に選ばれたのは、2003年度の 男木島灯台 (高松市) 以来、2件目なんです。歴史・技術の両面で価値があり、地域としても誇れる存在じゃないでしょうか!

11月21日(金)には松山市で授与式も行われ、正式に認定書が手渡されました。これからもできるだけ長く守り続けていきたい場所の一つになりましたね♪丸亀の海を130年見守ってきた石の灯標、これからもずっと静かに光を届け続けてくれますように。

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◇ 波節岩灯標
住所:香川県丸亀市広島町
関連リンク:まるがめせとうち 島旅ノート 公式サイト

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