国の重要文化財でもある日本最古の芝居小屋「旧金毘羅大芝居(金丸座)」にて、「第三十九回 四国こんぴら歌舞伎大芝居」が2026年4月10日(金)から開催されます。
だんだんと春の足音が聞こえてくる今日このごろ。今年も琴平町に、一年で一番華やかで熱い季節がやってきます!今回は、出演者の皆さんの熱いコメントと共に、絶対に見逃せない見どころをご紹介します!
映画『国宝』ファン必見!あの『鷺娘』が登場
まず最初にお伝えしたいのが、第二部で上演される『鷺娘(さぎむすめ)』について。
昨年2025年に公開され、日本中で大きな話題となった映画『国宝』。ご覧になった方も多いのではないでしょうか? あの映画の中で、美しくも切ない象徴的な演目として登場したのが、この長唄『鷺娘』なんです。
映画の余韻が残る今、実際の歌舞伎の舞台で、しかも情緒あふれる金丸座でこの演目が観られるなんてタイミングが最高すぎますね!
今回、鷺の精を勤めるのは坂東新悟さん。
「引き抜きやいろいろな仕掛けがある演目。金丸座ならではの魅力を感じていただけるよう、ダイナミックにのびのびと演じたい」と気合十分。しんしんと雪が降る舞台、白無垢姿から鮮やかな衣装への早変わり。映画の世界観と重ね合わせながら、生の迫力を間近で浴びてください!
役者も唸る「ミラクルな世界」金丸座の魅力
今回でなんと10回目の出演となる中村雀右衛門さんは、金丸座のことを「ほかでは感じられないミラクルな世界」と表現されています。
客席と舞台の距離が驚くほど近く、役者の息遣いまで聞こえてきそうな空間。電気を使わず、人力で動かす「すっぽん」や、窓を開け閉めして明かりを調節する「明かり窓」など、江戸時代の風情がそのまま残っています。
雀右衛門さんが演じるのは、『妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)』のお三輪。「お客様に近い距離で精一杯ぶつけて、感じ取っていただける舞台にしたい」とのこと。ハンカチ必須の情熱的なドラマ、期待大です。
まさかの配役?! 坂東亀蔵さんが16年ぶりの女方に挑戦
キャスト発表を見て「えっ?!」と二度見した歌舞伎ファンも多いはず。
普段は立役(男役)のイメージが強い坂東亀蔵さんが、今回はなんと女方を勤めます! しかも第一部の『身替座禅』では奥方・玉の井、第二部では『妹背山婦女庭訓』で豆腐買おむら、と2役も!
亀蔵さんご自身も「次は太郎冠者かと思っていたらまさかの…」と苦笑い(笑)
『身替座禅』の玉の井といえば、浮気性の夫を叱り飛ばす、ちょっと(かなり)怖い奥様。「コミカルにやろうとせず、夫を愛しているからこその嫉妬心を大切に演じたい」と語る亀蔵さんの奥様ぶり、これはレアすぎて絶対に見逃せません。夫・右京役の尾上松緑さんとの掛け合いも楽しみですね!
初お目見えの感動と、夫婦の愛
今回が金丸座初出演となるのが坂東巳之助さん。「20年前に見学して感動した場所に立てるなんて」と感慨深げです。
巳之助さんが演じるのは、第一部『傾城反魂香(けいせいはんごんこう)』の浮世又平。言葉が不自由な絵師が、奇跡を起こす物語です。「カタルシスを味わえる作品」と語る通り、苦しみ抜いた末の結末には、胸が熱くなること間違いなし。女房おとくを演じる新悟さんとのコンビネーションにも注目です。
成功祈願の「お練り」も見逃せない!
公演前日の4月9日(木)12:30からは、役者の皆さんが人力車に乗って琴平の町を練り歩く「成功祈願お練り」も開催予定!
表参道を華やかな一行が進む姿は、まさにこんぴら歌舞伎の代名詞。沿道から声を掛けると、役者さんが笑顔で応えてくれるかも?
チケットは2月16日(月)発売開始!
そんな見どころ満載の「第三十九回 四国こんぴら歌舞伎大芝居」。チケットの一般販売は、2026年2月16日(月)からスタートしています!
人気の公演はすぐに埋まってしまうこともあるので、早めのチェックがおすすめです。
春の陽気と、熱気あふれる芝居小屋で、映画『国宝』で歌舞伎に興味を持った方も、往年のファンの方も、今年の春は琴平で「ミラクルな世界」に浸ってみませんか?
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◇ 第39回四国こんぴら歌舞伎大芝居
開催日時:2026年4月10日(金)~4月26日(日) 11:00~、15:00~ ※4月16日(木)は休演日
開催場所:旧金毘羅大芝居 金丸座
所在地:〒766-0001 香川県仲多度郡琴平町乙1241
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関連リンク:歌舞伎美人 公式サイト
関連リンク:公式Instagram
※開催日時等は記事作成当時のものです。






