8月もまた値上げ ハム・小麦粉・ツナ缶が食卓を直撃、その中身を整理する

覆面@まるつーとは:全国のニュースをどこからともなく見つけてくる、正体不明の覆面コラムニスト。まるつーとの関係については「コメントを控える」としている。

何が起きた?

2026年8月も、食品の値上げが続きます。今回とくに目立つのが、ハム・ソーセージ、小麦粉やパスタ、そしてツナ缶です。

日本ハムは6月22日、家庭向け・業務用のソーセージなど約220品目を8月1日から順次値上げすると発表しました。改定率は約5〜46%。あの「シャウエッセン」なども対象です。プリマハムも約250品目を約5〜35%、丸大食品も約200品目を5〜30%(7月1日から順次)としています。

小麦粉やパスタでは、日清製粉ウェルナが5月14日に212品目の8月1日値上げを発表。ニップンや昭和産業も8月1日納品分から。ツナ缶のはごろもフーズは家庭用114品などを8月1日出荷分から改定します。

なぜ話題?

理由は、家計に直結する定番食品ばかりだからです。朝のソーセージ、昼のパスタ、常備しておくツナ缶。どれも「困ったときの一皿」を支えてきた顔ぶれ。そこが一斉に上がると、家計への効き目が大きいわけです。

各社が挙げる理由は、原材料の高止まり、物流費・人件費の上昇、そして中東情勢を背景にした原油高・包材(パッケージ)の値上がり。小麦粉やパスタでは、政府が決める輸入小麦の売り渡し価格の改定も一因とされています。

つまり簡単に言うと、ハム・小麦粉・ツナ缶など毎日使う食品が8月にまた値上げ。原料高や中東情勢が理由とされます。

覆面が気になったところ

まず「値上げの品目数」です。8月の総数について、帝国データバンク(TDB)は発表時期で849品目とも1,898品目とも。別の集計では642品目、70品目という数字も報じられています。集計する側の対象や数え方が違うためで、統一された確定値は情報源の間で一致していません。数字が独り歩きしやすいので、小生としては「一つの数字を鵜呑みにしない」が大事だと思うのです。

もう一つ。日本ハムの「最大46%」は、あくまでメーカーがお店に納める価格ベースの数字です。店頭の値札がそのまま46%上がるという話ではありません。店頭価格はスーパー側の判断で変わります。ここは実感とズレやすいところ。

さらに「値上げ」には、値段を上げるだけでなく、中身の量を減らす“実質値上げ”も含まれます。値札が同じでも一袋が少し軽くなる、あれです。ぶつぶつ言いたくなりますが、これも立派な負担増。

反対側から見ると

メーカーを責めれば済む話でもありません。原料も燃料も包材も上がっている以上、価格に反映しなければ企業は続きません。無理に据え置けば、品質を落とすか、作るのをやめるかになりかねない。値上げは苦渋の判断という面もあります。

一方で家庭側は、選ぶ・量を調整する・特売を待つ、といった防御しかできないのが実情。上流のコストが下がるまで、当面は「賢く付き合う」しかなさそうです。

覆面のひとこと

数字が媒体ごとにバラバラだと、「結局いくつ上がるの?」と混乱します。でも本当に知りたいのは総数より、我が家のカゴに入る数点がいくら上がるか。品目数の大小に振り回されず、レシートで確かめる。地味ですが、そこが一番効く防御だと小生は思います。

まとめ

【確定した事実】日本ハム約220品目・プリマハム約250品目・丸大食品約200品目のハム類、日清製粉ウェルナ212品目ほかの小麦粉・パスタ、はごろもフーズのツナ缶などが8月前後に値上げ。要因は原料高・物流費・中東情勢とされます。

【見方・報道にとどまる部分】8月の総品目数(849〜約1900など)は集計主体で差があり確定していません。日清製粉グループの家庭用商品数の縮小検討などは伝聞報道の段階です。

讃岐の中讃でも、うどんの相方に炒めたソーセージ、常備のツナ缶。レシートを一度、静かに見返すころ合いです。

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